YGKの音楽日記

ブログ移動しました!気になった音楽のことを書いていきます!不定期っ!!

05 - 2018

 

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先日、とあるジャズバンドのライブを観に行きました。そこで初めて知ったのだが、管楽器奏者ってすげー勢いで演奏中に唾を撒き散らすのな…。と、流石にこの書き方は悪意がありますゴメンナサイ。決して汚いとは思わなかったけど、そのあまりの放出量に軽く面食らったので。全ての管楽器で同じらしいけど、気化した唾が楽器内に溜まるから定期的にそれを排出する必要があるとか。通称「水抜き」と言うそう。そうえば僕も小学生の頃、リコーダー吹き終わった後に分解して中身を水で洗ってた記憶がある(管楽器ではないですが)。そして、何故か思い出したのは、一昨年大ヒットした『君の名は。』にて登場する「口噛み酒」でした。ヒロインの女の子が自分の唾液を酵素の代用として作るお酒で、Twitterでも新海誠の性癖がモロに出過ぎてクソ気持ち悪いとバッシングを食らったあれです。まあ僕も不快に思ったけど、そもそも何故唾液というのは性的なのかと疑問に思った。いや待て、唾液を性的と捉えること自体がまずおかしいのか?とりあえず、僕の中では唾液は間違いなく「性的」だと言う謎の確信があるので、自分史を振り返ってみると、一つ思い当たることがある。それは女の子と初めてキスをしたあの時、強烈な甘さが電気のように口内に広がったあの経験。「この子はいつガムシロップを口に含ませたんや……」と本気で思ったもん確か。その日の夜、1人ベッドで寝転がりながら無味の唾を飲み込み、心臓がバクバクした記憶。そんなこんなで自分にとって唾液は、異性の存在の強く印象付ける物質という認識から性的と思うようになったと思う。つか話は戻って、その時に見たジャズバンドは皆、屈強な野郎共だったんだけど、彼らの唾液を見ながら無意識にそれを「性的やな…」と思った自分がいてハッ!!!とした。僕はそっち系なのかと一瞬本気で焦った(笑)。家に帰って色々頭を整理した結果、初キスの経験が効いてると結論付けて話は収束に向かいましたが、真相は誰にも分からん…僕に分かるのは5月のアルバム・ランキングだけです、では(唐突)。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Wanna Be Your Men / Prophet

 

 

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Ocean AV / Emma Frank

 

 

 

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Poly Life Multi Soul / Cero

 

 

 

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Die Lit / Playboi Carti

 

 

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Testing / A$ap Rocky

 

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Tranquility Base Hotel & Casino / Arctic Monkeys

 

 

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〈雑感〉

 

Playboi Carti新作、僕の中ではゆるふわギャングと同じフォルダに入ってます。にしても最近知ったんだけど、エグゼクティブ・プロデューサーも務めたPi'erre Bourneの作るビート天才やな…。ドライアイスみたいに一瞬で気化してフワッと大気に溶けてくみたいな軽さ。Playboi Cartiのフロウだったり、声質だったり、他のラッパーよりも多用する「ピッー!」「ヒュー!」といった音の抜けが良い合いの手もその軽量化に一役買ってる気もする。ベスト・トラックは迷ったけどChief Keef客演「Mileage」かな。あの、サイケな海に頭からダイブしていくビート、もはや魔法。

 

 

サイケといえば、リリース前の豪華メンツによるトラックリストから期待値が跳ね上がってた『Testing』、いやもうこれ、聴けば聴くほどズブズブにハマっていく(恐怖)。サイケデリックのもう一つ先のステージを切り開いたような前衛性とオリジナリティ。あまりにぶっ飛び過ぎて、僕も最初は全然分からなかった。基本、聴覚のみならず視覚をも侵食にかかるサイケトラックだけど、間にちょいちょい入ってくる牧歌的/退廃的なフォーク風トラックの破壊力がまた毒性を高めてるのな。この躁鬱的な展開も含めて頭おかしいのよ(褒)。特にムショにいるKodak Black参加の「鬱」な曲から、自転車のチェーンが回る音、救急車のサイレン、銃の発砲音、加減を知らないベース……が渦巻く「躁」な「Buck Shots」の流れは特に堪らんっす。この曲は本作のベスト・トラック(Blood Orange製作のビートも狂気)。去年Commonの『Electric Circus』をPitchforkが再評価したように、10年後には絶賛されるアルバムになると予想してますが、その時僕もQuestloveみたいなツイートをしようと思う。

 

 

僕の地元では『「ファイルファンジー」のことを「FF」ではなく、「ファイファン」と呼ぶ奴は田舎者』という謎の言い伝えがあるのですが、Twitterを見てるとArctic Monkeysは「AM」または「アクモン」と呼ばれてるようで、「僕のTL、田舎者ばっかじゃねぇか………」と思ったりしたものでした(違)。このアルバムの影響源となった作品とか色々聴いて思ったんだけども(Nick Cave、Dion、Beach Boys、Leonard Cohen…etc)、僕が惹かれてるのは、あのヴィンテージ感のあるサウンド面よりも勿論だけど、アレックス・ターナーの性的なボーカルだと気付いた。アレックスの歌声、今作で段違いにエロくなってきとる。エロすぎてもう男女関係ありませんよアレは(頭クラクラ)。イギリス特有の訛りか知りませんが、あの粘り気のある発音も関係してそう。ロック史に残る名フレーズになりそうな「I just wanted to be one of The Strokes」だけど、「The Strokes」の発音すごくね?「しゅとぉろぉぅくすぅ…」みたいな。風呂に浸かりながら何度も練習したけど全然上手くいかん。今度アレックスに会ったら「ストローください」と日本語で言ってもらおう。「''しゅとぉろぉぅく''ダサイ」とか言うのかな。絶対爆笑するわ。ふざけた話は置いといて、こんなに劇的な変化を迎えながらも、この泥臭いロック的音響には彼等なりの矜持を感じたりする。それにしても、ここまで熟れた音を作って、次作はどうすんだろ。変に過去作のリバイバル的なアルバムとか作ったら興醒めだしな。何ならジャズアルバムとかに挑戦して欲しい(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【旧譜】

 

 

 

 

 

 

 

The B- Sides (1993) / Prince

 

 

 

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Miles Davis and the Modern Jazz Giants

(1959) / Miles Davis 

 

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In Search of Stoney Jackson (2010) / Strong Arm Steady

 

 

 

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Individual Beauty (1985) / Colored Music

 

 

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The Last Emperor [Original Soundtrack] (1988) / David Byrne / Ryuichi Sakamoto / Cong Su

 

 

 

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Duke Ellington & John Coltrane (1962) / Duke Ellington & John Coltrane

 

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〈雑感〉

 

マイルスがモンクに「俺のソロのバックでは弾くのはやめてくれ」と言い放ち、それにモンクは激怒。俗に言う「喧嘩セッション」として有名なMiles Davis and the Modern Jazz Giantsのアルバム、これに収録されてる「The Man I Love (Take 2)」という曲があって、マイルス、ミルト・ジャクソンに続き、モンクのソロが始まるわけだけど、何と何と、彼は途中で演奏を止めるという暴挙を働く。ドラムとベースのリズム隊のみの演奏が続く中、流石にヤバイと思ったのかマイルスが急遽演奏を始め、それに何を感じたかモンクもピアノを被せるように弾き始めるという…….何回聴いてもドキドキ冷や冷やな展開。モンクが演奏を止めた時、マイルスはどんな顔をしてたんだろう?そして、マイルスの演奏に乗っかる形で再度弾き出すモンクはどんな顔を?その場の空気はどうだったんだろう?演奏が終わった後、やっぱりマイルスはブチ切れたんだろうか?そもそも、モンクは本当に演奏を止めたのか?等、勝手な妄想が膨らむ膨らむ。

即興って何だろう。あのテレビで言う生放送感。それは現行のポップミュージックの中では殆ど聴けない様に思うけど、まして言うならヒップホップのフリースタイルくらい。というか、フリースタイルこそがビバップの即興とブラックミュージックという点から関係ないとは言えなさそうだし、何より1番ビックリしたのが「リリシズム」というワードの共通点な。今年知ったけど、ジャズの批評の中では「リリシズム」という言葉が使われる。その言葉を初めて聞いた時は、「え、ヒップホップのこと!?」と思ったけど、意味は「抒情性」のことを指すらしい。自分の内面をさらけ出すような感情的な演奏のことをそう呼ぶそうな。うーむ、色々調べたいことが多過ぎてムズムズしてくるなぁ(笑)。そんなこんなで、1発録りと聴いて聴こえ方が180度変わってしまったDuke Ellingtonの2ヶ月連続勝利です。もう書き疲れたので終わり、はい。