YGKの音楽日記

ブログ移動しました!気になった音楽のことを書いていきます!不定期っ!!

05 - 2018

 

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先日、とあるジャズバンドのライブを観に行きました。そこで初めて知ったのだが、管楽器奏者ってすげー勢いで演奏中に唾を撒き散らすのな…。と、流石にこの書き方は悪意がありますゴメンナサイ。決して汚いとは思わなかったけど、そのあまりの放出量に軽く面食らったので。全ての管楽器で同じらしいけど、気化した唾が楽器内に溜まるから定期的にそれを排出する必要があるとか。通称「水抜き」と言うそう。そうえば僕も小学生の頃、リコーダー吹き終わった後に分解して中身を水で洗ってた記憶がある(管楽器ではないですが)。そして、何故か思い出したのは、一昨年大ヒットした『君の名は。』にて登場する「口噛み酒」でした。ヒロインの女の子が自分の唾液を酵素の代用として作るお酒で、Twitterでも新海誠の性癖がモロに出過ぎてクソ気持ち悪いとバッシングを食らったあれです。まあ僕も不快に思ったけど、そもそも何故唾液というのは性的なのかと疑問に思った。いや待て、唾液を性的と捉えること自体がまずおかしいのか?とりあえず、僕の中では唾液は間違いなく「性的」だと言う謎の確信があるので、自分史を振り返ってみると、一つ思い当たることがある。それは女の子と初めてキスをしたあの時、強烈な甘さが電気のように口内に広がったあの経験。「この子はいつガムシロップを口に含ませたんや……」と本気で思ったもん確か。その日の夜、1人ベッドで寝転がりながら無味の唾を飲み込み、心臓がバクバクした記憶。そんなこんなで自分にとって唾液は、異性の存在の強く印象付ける物質という認識から性的と思うようになったと思う。つか話は戻って、その時に見たジャズバンドは皆、屈強な野郎共だったんだけど、彼らの唾液を見ながら無意識にそれを「性的やな…」と思った自分がいてハッ!!!とした。僕はそっち系なのかと一瞬本気で焦った(笑)。家に帰って色々頭を整理した結果、初キスの経験が効いてると結論付けて話は収束に向かいましたが、真相は誰にも分からん…僕に分かるのは5月のアルバム・ランキングだけです、では(唐突)。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Wanna Be Your Men / Prophet

 

 

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Ocean AV / Emma Frank

 

 

 

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Poly Life Multi Soul / Cero

 

 

 

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Die Lit / Playboi Carti

 

 

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Testing / A$ap Rocky

 

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Tranquility Base Hotel & Casino / Arctic Monkeys

 

 

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〈雑感〉

 

Playboi Carti新作、僕の中ではゆるふわギャングと同じフォルダに入ってます。にしても最近知ったんだけど、エグゼクティブ・プロデューサーも務めたPi'erre Bourneの作るビート天才やな…。ドライアイスみたいに一瞬で気化してフワッと大気に溶けてくみたいな軽さ。Playboi Cartiのフロウだったり、声質だったり、他のラッパーよりも多用する「ピッー!」「ヒュー!」といった音の抜けが良い合いの手もその軽量化に一役買ってる気もする。ベスト・トラックは迷ったけどChief Keef客演「Mileage」かな。あの、サイケな海に頭からダイブしていくビート、もはや魔法。

 

 

サイケといえば、リリース前の豪華メンツによるトラックリストから期待値が跳ね上がってた『Testing』、いやもうこれ、聴けば聴くほどズブズブにハマっていく(恐怖)。サイケデリックのもう一つ先のステージを切り開いたような前衛性とオリジナリティ。あまりにぶっ飛び過ぎて、僕も最初は全然分からなかった。基本、聴覚のみならず視覚をも侵食にかかるサイケトラックだけど、間にちょいちょい入ってくる牧歌的/退廃的なフォーク風トラックの破壊力がまた毒性を高めてるのな。この躁鬱的な展開も含めて頭おかしいのよ(褒)。特にムショにいるKodak Black参加の「鬱」な曲から、自転車のチェーンが回る音、救急車のサイレン、銃の発砲音、加減を知らないベース……が渦巻く「躁」な「Buck Shots」の流れは特に堪らんっす。この曲は本作のベスト・トラック(Blood Orange製作のビートも狂気)。去年Commonの『Electric Circus』をPitchforkが再評価したように、10年後には絶賛されるアルバムになると予想してますが、その時僕もQuestloveみたいなツイートをしようと思う。

 

 

僕の地元では『「ファイルファンジー」のことを「FF」ではなく、「ファイファン」と呼ぶ奴は田舎者』という謎の言い伝えがあるのですが、Twitterを見てるとArctic Monkeysは「AM」または「アクモン」と呼ばれてるようで、「僕のTL、田舎者ばっかじゃねぇか………」と思ったりしたものでした(違)。このアルバムの影響源となった作品とか色々聴いて思ったんだけども(Nick Cave、Dion、Beach Boys、Leonard Cohen…etc)、僕が惹かれてるのは、あのヴィンテージ感のあるサウンド面よりも勿論だけど、アレックス・ターナーの性的なボーカルだと気付いた。アレックスの歌声、今作で段違いにエロくなってきとる。エロすぎてもう男女関係ありませんよアレは(頭クラクラ)。イギリス特有の訛りか知りませんが、あの粘り気のある発音も関係してそう。ロック史に残る名フレーズになりそうな「I just wanted to be one of The Strokes」だけど、「The Strokes」の発音すごくね?「しゅとぉろぉぅくすぅ…」みたいな。風呂に浸かりながら何度も練習したけど全然上手くいかん。今度アレックスに会ったら「ストローください」と日本語で言ってもらおう。「''しゅとぉろぉぅく''ダサイ」とか言うのかな。絶対爆笑するわ。ふざけた話は置いといて、こんなに劇的な変化を迎えながらも、この泥臭いロック的音響には彼等なりの矜持を感じたりする。それにしても、ここまで熟れた音を作って、次作はどうすんだろ。変に過去作のリバイバル的なアルバムとか作ったら興醒めだしな。何ならジャズアルバムとかに挑戦して欲しい(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【旧譜】

 

 

 

 

 

 

 

The B- Sides (1993) / Prince

 

 

 

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Miles Davis and the Modern Jazz Giants

(1959) / Miles Davis 

 

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In Search of Stoney Jackson (2010) / Strong Arm Steady

 

 

 

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Individual Beauty (1985) / Colored Music

 

 

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The Last Emperor [Original Soundtrack] (1988) / David Byrne / Ryuichi Sakamoto / Cong Su

 

 

 

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Duke Ellington & John Coltrane (1962) / Duke Ellington & John Coltrane

 

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〈雑感〉

 

マイルスがモンクに「俺のソロのバックでは弾くのはやめてくれ」と言い放ち、それにモンクは激怒。俗に言う「喧嘩セッション」として有名なMiles Davis and the Modern Jazz Giantsのアルバム、これに収録されてる「The Man I Love (Take 2)」という曲があって、マイルス、ミルト・ジャクソンに続き、モンクのソロが始まるわけだけど、何と何と、彼は途中で演奏を止めるという暴挙を働く。ドラムとベースのリズム隊のみの演奏が続く中、流石にヤバイと思ったのかマイルスが急遽演奏を始め、それに何を感じたかモンクもピアノを被せるように弾き始めるという…….何回聴いてもドキドキ冷や冷やな展開。モンクが演奏を止めた時、マイルスはどんな顔をしてたんだろう?そして、マイルスの演奏に乗っかる形で再度弾き出すモンクはどんな顔を?その場の空気はどうだったんだろう?演奏が終わった後、やっぱりマイルスはブチ切れたんだろうか?そもそも、モンクは本当に演奏を止めたのか?等、勝手な妄想が膨らむ膨らむ。

即興って何だろう。あのテレビで言う生放送感。それは現行のポップミュージックの中では殆ど聴けない様に思うけど、まして言うならヒップホップのフリースタイルくらい。というか、フリースタイルこそがビバップの即興とブラックミュージックという点から関係ないとは言えなさそうだし、何より1番ビックリしたのが「リリシズム」というワードの共通点な。今年知ったけど、ジャズの批評の中では「リリシズム」という言葉が使われる。その言葉を初めて聞いた時は、「え、ヒップホップのこと!?」と思ったけど、意味は「抒情性」のことを指すらしい。自分の内面をさらけ出すような感情的な演奏のことをそう呼ぶそうな。うーむ、色々調べたいことが多過ぎてムズムズしてくるなぁ(笑)。そんなこんなで、1発録りと聴いて聴こえ方が180度変わってしまったDuke Ellingtonの2ヶ月連続勝利です。もう書き疲れたので終わり、はい。

 

 

 

 

04 - 2018

 

 

最終面接が始まる一時間前、ホテル近くのマックでチーズバーガーを頬張り、集中力を高めながらGoogle Mapで会場を確かめると、ここから10分もかからず会場に到着すると。余裕余裕と思いつつ、30分前には会場入りした方がいいなと思いマックシェイクを優雅に飲み終え店を出て、再度Google Mapを開き面接会場を検索すると…………

 

アレ………

 

「目的地まで35分」だと………。

 

最初に調べた''10分で着くルート''は車を使用した時のみだった(チーン)。

まずは大きく深呼吸、次に会場までのルートを登録&頭に刻み、2年以上の相棒になるShure を耳に捻じ込んで…。

 

走った。

 

25度を超える猛暑の中、かったるいスーツ姿で、走りました。

 

で、何が言いたいかと言うと、この時聴いてたのが細野晴臣『はらいそ』でしてね。信号もほぼ無い田舎の一本道を走りながら「交差点は年がら年中/ギューギューギュー」「くねくねハイウェイ/突っ走って」を聴かされるのは流石に面白かったです。トドメは「だんだんヘビィな気分/かと思うとだんだんアホらし気分」でしたね。走るのやめて笑いました(心の中で)。

 

こういう時に聴く音楽って一生忘れないよね。そこの会社(第一志望先)の内定取れたし今となっては最高の思い出です。

 

というわけで大変遅れながら4月のアルバム・ランキング。では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(新譜)

 

 

 

 

Confident Music for Confident People / Confident Man

 

 

 

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Dirty Computer / Janelle Monáe

 

 

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Isolation / Kali Uchis

 

 

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UNIEQAV / Alva Noto

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分離派の夏 / 小袋成彬

 

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《雑感》

 

ちょっと想定外だったのがJanelle Monáeの新作。前半部分の想像よりも捻りのないライトなポップソングに肩透かし食らうという。まあでも無理もないです、「Make It Feel」と「Pynk」のクオリティがあまりに高過ぎた。巷で言われてる通り、前者は現行の音で作られた「アップデート版''Kiss''」で、申し分ないド名曲なんだけども、新しさでいえば「Pynk」の方に軍配が上がるかな。全体のリズムを支える指パッチンとGrimes印のスカスカなシンセビート、刺激的なリリックとファンキーなエレキギターが伴うフックの祝杯感は、次世代の気鋭らによる新たな密室ファンクの誕生だと思うし、MeTooを含む女性の地位向上、自己肯定……運動が活発な今ともリンクする意味でも今年を代表する一曲とも思う。あの衝撃的なビデオも「Kiss」に負けてないもんね。あと、この曲のモネイちゃんの歌声がえらく可愛いのは、前曲「Django Jane」のヤクザ・フロウのお陰です。女優ってすげーよ(小並)。前半にも書いた通り、最初こそ肩透かし食らいましたが、アルバムの構成が掴めてからはものすごく良くなった。前半のどキャッチーなポップソングの軽やかな流れ、堪らんよね。Crazy Classic Life!

 

 

Confidence Man、去年衝撃を受けた「Boyfriend(Repeat)」、この曲をLindstrom & Prins Thomas、Andrew Weatherallらビックネームが挙ってRemixしてて、只者ではないことは分かってた…けど、アルバムとなると、まさかここまでアッパラパーなパーティ・アルバムになるとは誰が思っただろうか…(新曲が出るにつれて怪しい感じはありましたが 笑)。''無''で聴いて''無''で踊るのがベスト。

 

各メディア大絶賛のKali Uchisデビュー作、それに対して僕も異存はないし素晴らしい作品だと思うけど、ちょっとプロデューサー陣鉄壁過ぎないですかコレ。そりゃ誰が歌っても良い作品になるわと突っ込みたくなるレベルです。でも、良いもんは良い。間違いない。

 

『分離派の夏』、ここまで賛否が分かれるとは…。まず思ったのは、「皆さん、言葉(日本語)に対してめっちゃ厳しいッ!」ってこと。色々ありましたが、「社会に消費される自分」って箇所に不快感を表してる人には流石に「そ、そうですか…」って思ったけど、つかそもそも、そんなこと歌ってる曲が僕には記憶になくて、探してみたら、アルバム中盤の例の「語りトラック」でした。リリースされて3日目にして気付くという。何故かというと一曲目と例の曲はずっとすっ飛ばしてたから……(我ながら最低だと思いました(笑))。もはや僕にこのアルバムを語る資格なんてないですが、少々彼の歌詞が鼻に付くところはあるし、昼に月が動いたのを見たくらいで全部消える悩みなんてどんな軽い悩みだよ、頭がお花畑のアッパラパーかよ、とかね。まあ、アーティストの大半なんて自意識過剰で面倒くさいナルシストばかりだし、そこは多少目を瞑るべきとも思いますが。と、ああだこうだ言ってますが、僕はめちゃくちゃ好きです、このアルバム。いい意味でこんなにスムースに聴き取れない/引っかかる(滑舌の話ではない)歌詞だったり、日本のアーティストには見られない特徴的な韻の踏み方だったり、新鮮に映るものは色々多かったなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

Best Track (N)

 

Kawasaki Drift - BAD HOP

 

youtu.be

 

 

 

Just A Stranger (ft. Steve Lacy) - Kali Uchis

youtu.be

 

 

 

PYNK - Janelle Monáe

 

youtu.be

 

 

 

You're So Cool - Jonathan Bree

 

 

youtu.be

 

 

 

Plein De Bisous (feat. Mile) - Lewis OfMan

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〈旧譜〉

 

  

Writing's on the Wall / Destinys Child  

 

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BGM / Yellow Magic Orchestra

 

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The End… / Nico

 

 

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Paraiso - Haruomi Hosono and The Yellow Magic Band

  

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Such Sweet Thunder / Duke Ellington

 

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The Ellington Suites / Duke Ellington and his Orchestra 

 

 

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Cohin Moon - Haruomi Hosono

 

 

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Thousand Knives / Ryuichi Sakamoto

 

 

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Clair De Lune / Isao Tomita

 

 

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Da Real World / Missy Elliott

 

 

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omni Sight Seeing - Haruomi Hosono

 

 

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And His Mother Called Him Bill / Duke Ellington

 

 

 

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《雑感》

 

細野晴臣坂本龍一はっぴいえんど、と日本人アーティストの音楽を聴く機会が多かったから、それ繋がりでふと思い出した冨田勲の『月の光』を久々に聴いてみたけど、これが堪らなく良かった。初めて聴いたのは2年前のParadisのプレイリストからだったけど、あれからアンビエント/ニューエイジも聴く機会が増えたし、色んな年代の音楽にも触れてきたからかな、えらく感動してしもうた。

 

 

 

 

Missy Elliott『Da Real World』、まず思ったのはビートのスカスカ感よ。こんなにTimbalandの音って音数少なかったっけ!と思うも、言うほど彼のプロデュース作は聴いてないことに気付いた(アホ)。と言うわけで Aaliyahの2ndを並行して聴き続けた記憶。

 

 

 

 

1位はエリントンの右腕とも言われたビリー・ストレイホーンが亡くなってから3か月後にリリースされた作品。言わばストレイホーンへの「追悼アルバム」。何かのドラマか母親から言われたのか忘れたけど、亡くなった人への一番の供養は、その人の事を皆で沢山話してあげることなんだよって教わった記憶がある。そんな言葉を思い出す、ご機嫌さも、華やかさも、熱烈さも、湿っぽさも、様々な感情で彩られた濃密な13曲。YouTubeで公開されているNHKのジャズ番組の中でエリントンの歴史を簡単に振り返った動画があるんだけど、そこでエリントンとストレイホーンの絡みをチラッと見てですね………いや、ほんとチョロっと見たくらいなんだけど、この作品に込められたエリントンの思いが1つ1つの音に切に感じ取れて、勝手に妄想して、すごく辛くなるという(号泣)。涙が止まらんっす。最後、エリントンのピアノ・ソロによる「Lotus Blossom」で嗚咽する(最高の名曲)。後で知ったけど、この2人はゲイなのね。タイトルの意味も『And His Mother Called Him Bill』ってのも………(深)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Best Track(O)

 

 

 

Nico- You Forget to Answer

 

 

youtu.be

 

 

Duke Ellington - Lotus Blossom

 

youtu.be

 

 

 

Ryuichi Sakamoto  - Thousand Knives

 

youtu.be

 

Missy Elliot - Busa Rhyme (ft. Eminem)

 

youtu.be

 

うないぐみ+坂本龍一弥勒世果報 (みるくゆがふ) - undercooled

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《聴き返したアルバム》

 

 

 

Diamonds and Pearls / Prince & the New Power Generation

 

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Until the Quiet Comes / Flying Lotus

 

 

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03 - 2018

突然ですが来週神奈川に行きます。

遊びじゃないです(多分…)

 

では

 

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《新譜》

 

 

 

Lonely Planet Remixes / Tornado Wallace

 

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The Optimist / Ryan Porter

 

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Superorganism / Superorganism

 

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Le Kov / Gwenno

 

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The Purple Collection / Various Artists

 

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⦅Bent Songs (N) ⦆

 

 

‪Stupid (feat. v e i l) - Barrett Marshall‬

youtu.be

 

 

 

 

 

 

Hi A Skoellyas Liv A Dhagrow - Gwenno

youtu.be

 

 

 

 

 

 

Deja Vu - Ryan Porter

youtu.be

 

 

 

 

 

Mother Maybe - Kadhja Bonet

youtu.be

 

 

 

 

 

Forever (Feat. Mac Ayres) - Sydney Franklin

youtu.be

 

 

 

 

 

【雑感】

 

 数えてびっくり。ちゃんと聴いたの5枚しかないや…。断トツ良かったのは、毎年お馴染みEskimo Recordingからの定番コンピ。名前の通り今年は紫色。先月のベスト・トラックに選んだAntennaの「Sparks」を始めとして、今回も未来を担う新進気鋭のアーティストらによる良質なディスコ/シンセポップが計14曲。
Superorganism、この名前を下品な意味と思ってた人は少なくないと思うんだけど、どうやら本当は「超個体」という意味らしい。「17歳のウブな女の子にこんなお下劣な言葉を連呼させるなんて…このど変態バンドめ……」といった感じで、はい、勘違いしてました!ど変態は僕でした!(涙)
どうでもいいけど、バイキング小峠がグラサンしたらRyan Porterに変身できると思う。黒塗りはしない方がいいけど。
去年出したデビュー作が本当に傑作だったTornado Wallace、今作のRemix EPはI:Cube、Prins Thomasと大物達による調理ですが、まあ失敗るわけ無いですよね、どれも絶品に仕上がっております。
Gwennoさんは今月1番の発見で、 Charlotte Gainsbougのような憂いを帯びた歌声とコズミック/ドリームの渦巻くような電子音が絡み合う自分の好みにドンピシャなシンセポップを鳴らしてくれました。前作もチェックするつもり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《旧譜》

 

 

TWO / THREE (2006) / Dabrye

 

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It Ain't Safe No More...(2002) / Busta Rhymes 

 

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The Congregation (1957) / Johnny Griffin

 

 

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Bloom (2012) / Beach House

 

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Full Moon (2001) / Brandy

 

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Pieces of a Man (1971) / Gil Scott-Heron

 

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Lee Morgan Vol. 3 (1957) / Lee Morgan

 

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Theme For A Broken Soul (2004) / DJ Rels

 

 

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A Blowin' Session (1957) / Johnny Griffin

 

 

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Introducing Johnny Griffin (1957) / Johnny Griffin

 

 

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Cornbread (1965) / Lee Morgan

 

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Jazz at Massey Hall (1953) / Dizzy Gillespie, Charlie Parker, Bud Powell, Charles Mingus, and Max Roach

 

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⦅Bent Songs (O) ⦆ 

 

 

‪Wild - Beach House‬

 ‬

youtu.be

 

 

 

 

 

I Remember Clifford - Lee Morgan

youtu.be

 

 

 

 

 

‪All In Me - Brandy

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

Salt Peanuts - Charlie Parker / The Quintet

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

Blue in Green - Miles Davis

youtu.be

 

 

 

【雑感】

 

 


3月はThelonious Monkを中心に聴くはずだったんだけど、色々感じるところもあってJohnny Griffinに変更。と言っても彼のアルバムは上記の3枚程度しか聴き込めなかったんだよねぇ。というのも、最近YouTubeにJazzに関する非常に面白い動画が沢山あることを知ったんですけど(主にNHKの番組)、こういうの見てると一気に色んなアーティストの情報が入ってくるから、聴きたいアルバムが増えに増えて…。だから今月はJohnny Griffin以外にもLee MorganDizzy GillespieSonny ClarkDuke Ellington…etc、まあ、聴き込めないよね、という。ディスクガイドとか書籍を買い始めたらどうなんだろう(恐怖)。

話は変わりましてJohnny Griffin。この人のテナーは本当に個性的で面白い。職人気質だったロリンズとは大違い。何と言っても一音で心を掴む瞬発力/爆発力。そしてパワフルさだけでなく、柔らかくて艶やかな演奏も器用にやってのける。僕の勝手なイメージでは「めっちゃ動ける4番バッター」な感じ。見かけはどう見てもおデブなのに、50mのタイムが6秒台で、かつ試合で突然セーフティ・バントしてセーフになるやつ、いたじゃないですか?(いたんです)
今年、旧譜ならぬ旧曲のベストソングを作るとするなら、Beach Houseの「Wild」は今のところ暫定1位かな。音楽を聴いて風が吹いてくるのを感じたのは生まれて初めてかもしれん。耳で絶景を見たような感覚もあった。聴覚で得れるキャパを超過してしまうと、触覚とか視覚が虚を認識してしまうことを身を以て体験しましたね…。このメカニズムを解明して論文書きたいくらいです。
あと『Jazz at Massey Hall』があまりに傑作だったので、Charles MingusMax Roachを攻めようと思ってるけど、友達と今度、細野晴臣さんのライブに行く事が決まったから、彼のアルバムを聴き込む予定で、、、だからそんなに深くは聴けないかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 《聴き返してたアルバム》

 

 

Hit n Run Phase Two (2015) / Prince

 

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Los Angeles (2008) /Flying Lotus

 

 

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Kind of Blue (1959) / Miles Davis

 

 

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【雑感】

 

プリンス好きを公言してる人の中の大半は、80年代(黄金期)の作品群だけが好きな人達と思う。でも、分からんことはない。というか寧ろむちゃくちゃ分かる、ボウイも同じようなもんだから。というわけで、その''大半''から脱却するために御大のアルバムを絶賛聴き返し中であります(実は去年一度挫折したんだけど…)。

『Los Angeles』の凄さが、今にしてようやく分かった気がする。理由は、このアルバムをHIPHOPとして聴くことができるようになったから、に尽きるだろう。そして何故彼がポスト・J Dillaなんて呼ばれてたかが今作でよく分かった。今ではそんな枠に収められない意味不明な音楽ばかりやってるからねぇ(褒め言葉)。現在は『Until the Quiet Comes』を聴き返し中。

そして、Miles Davis『Kind of Blue』。3月最も聴いていたアルバムはこれ。朝も昼も夜も寝る前も、今ではインテリアと化したレコードでも聴いてた。とりあえず、ただムーディーなジャズには聴こえなくなりましたね。今年はこれ(59年)を基準として聴き漁っていかねば、と書きながら再確認しておきます、今。
あと、ココには載ってけないけど、J Dilla、 D'Angelo、その他ネオソウル勢の過去作も沢山聴き返した。

 

 

 

 

 

 

02 - 2018

 

今回もやってきます。

 

前回同様、下にいくほど気に入った作品。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
《新譜》

 

 

 

 

 

Amp Dog Knights / Amp Fiddler

 

 

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Culture Ⅱ / Migos

 

 

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Thelonious Sphere Monk / MAST

 

 

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In Celebration Of Us / Skyzoo

 

 

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Dita Von Teese / Dita von Teese

 

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She Has Risen / Tiombe Lockhart

 

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Dear Annie / Rejjie Snow

 

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【雑感】

ラップと歌の二刀流が当たり前になった現行シーンですが、そんな中Rejjie Snow君は、ラップと歌を「鼻歌を口ずさむ」様に乗りこなしてる感じが最高。好き過ぎる。決して脱力してるわけでもなく、無骨なわけでもない、この絶妙な温度感がメルヘンチックで春のルンルン気分な作中の空気感とマッチしてる。この前友達とドライブしている時にこのアルバムを流したけど、田んぼが果てしなく広がるド田舎なロケーションも相まって完璧に決まりました(笑)。もちろんハミングしながら…。


二月は苦手だったFunkadelicSly & the Family Stoneを聴き直してて、やはり最初は中々馴染まなかったけど、暫く経って彼らの面白さにようやく気付けたのは、再び聴き直してたChildish Gambinoの最新作とTiombe Lockhartの今作のおかげと思っている。Funkadelicに負けない、かなりドロドロなファンクを披露してるわけですが、彼女の可憐な歌声がそれを上手く中和してるのが1番の魅力的なポイントよね。あと、BilalやChristian Scottといった大物や新進気鋭のアーティストも参加してるのに、本人のことはネットで調べても中々出てこないのは何故なのか。

あとMigos(笑)。一生ハマらんと思ってたけど(笑)。そんな訳で笑いが止まりません。好きになった理由は、単純にビートの問題もあるんだろうな。前作の大ヒットをきっかけに今作ではプロデューサー陣がやたら豪華になって、サウンド自体もかなり開かれてると思うし。飛び抜けて好きな曲もPharrellとKanyeがそれぞれプロデュースした「Stir Fry」、「BBO (Bad Bitches Only)」ですもん。あと、このアルバムのお陰で「Bad and Boujee」を初めてフルで聴きました(遅すぎ)。まあ、あまり良いとは感じなかったです(ストレート)。

 

Best Songs (N)

 

 

・Angèle - Je veux tes yeux 

youtu.be

 

 

 

 

 

・JMSN - So Badly

youtu.be

 

 

 

 

 

 

・Rejjie Snow - Spaceships

youtu.be

 

 

 

 

 

・Lomboy - Worth to You

youtu.be

 

 

 

 

 

・Raveena - I Won't Mind

youtu.be

 

 

 

 

 

・Antenna - Sparks

youtu.be

 

 

 

 

 

・Frank Ocean - Moon River

youtu.be

 

 

 

 

・Fieh - Glu

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《旧譜》

 

 

 

Klouds (2010) / Knxwledge

 

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The Freedom Rider (1961) / Art Blakey and the Jazz Messenger

 

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Mosaic (1961) / Art Blakey and the Jazz Messengers

 

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Let's Take It to the Stage (1975) / Funkadelic

 

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Sonny Rollins, Vol. 2 (1957) / Sonny Rollins

 

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Electric Circus (2002) / Common

 

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A Night in Tunisia (1961) / Art Blakey and the Jazz Messengers

 

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Moanin' (1958) / Art Blakey and the Jazz Messengers    

 

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Like Someone in Love (1960) / Art Blakey and the Jazz Messengers

 

 

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Free for All (1964) / Art Blakey and the Jazz Messengers

 

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The Velvet Rope (1997) / Janet Jackson

 

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【雑感】

漫画『Blue Giant』の中でジャズは、ムーディーな雰囲気に身を任せる…ようなものではなく、自然に立ち上がって声を上げたくなるほどの熱い音楽(もはやスポーツ)として語られていて、Art Blakey and the Jazz Messengersの音楽は端的に言うと、まさにそれだった。作中の言葉を借りると「ジャズってる」ような音楽。「A Night In Tunisia」を初めて聴いた夜のことは一生忘れないと思うし(苦笑)。(と言っても、今月僕が聴いた大部分は、スパイクさんにお勧めされたWayne Shorterが加入した後の作品群だから、当然、他作品がどうなのかは知らないですが。)そんなわけで、テンションを上げたい朝はほぼ毎日聴いてギアを上げてました。そんな音楽ばかりだから(?)、Lee MorganWayne Shorterによる2管の甘美なユニゾンと、どんな顔で叩いてるのか気になるArt Blakeyの丁寧で優しげなハットが印象的な「Sleeping Dancer Sleep On」が彼らの中で1番好きになってしまった。


ある日にYouTube漁ってた時「Got Til It's Gone」を聴いてしまったのが事の始まり。J DillaによるRemixは去年ずっと聴いて大好きだったんだけどね。Janet Jacksonはチラッと聴いたことのある『Control』とか『Rhythm Nation 1814』の時代を感じるイナタイ音のイメージが強過ぎたから、「Got Til It's Gone」もその手の音をDillaがオーガニック風にアレンジしてたと勝手に思ってた(笑)。まあ、リリース年を確かめると約10年違うからね…(思い込みはダメ)。あと、Joni Mitchellの例の曲が収録されたアルバム、3月に聴きます。
内容の話。あまりに強力なナンバーが続く続く続く…ので、無駄にあるインタールード計7曲は、その緩衝材のために挟まれてると思ってしまう(終盤「 I Get Lonely」の''トドメの必殺''感)。当時のチャート/セールスを見ると、Billbord 200で1位は勿論、世界各国でプラチナ(そして日本も!!!)、本国アメリカではトリプルプラチナという特大ヒットという結果は納得…というか、この音がメインストリームのど真中で流れたと思うと当時の同業者に同情します。約1時間20分をペロッと聴けちゃったのは久しかったなぁ。これぞ名盤。


ちなみに3月のジャズはThelonious Monkです。

 

 

 

 

 

Best Songs(O)

 

 

 

 

・Art Blakey and the Jazz Messengers - Free For All 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

・Art Blakey and the Jazz Messengers - Sleeping Dancer Sleep On

youtu.be

 

 

 

 

 

Janet Jackson - Got Til It's Gone

 

youtu.be

 

 

 

 

・Audrey Hepburn - Moon River

 

youtu.be

 

 

 

 

・Common - Soul Power

 

youtu.be

 

 

 

・Knxwledge - Exekutive

 

youtu.be

 

 

Funkadelic - Good To Your Earhole

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

01 - 2018

去年の年末、年間ベストの記事を作るときにジャケットの画像とアルバムタイトル/アーティスト名を打ち込むのがもう怠くて怠くて…(毎年のことなんですけどね笑)

今年からは本記事のように月毎にまとめて、少しでも年末の負担を減らしたいと思っております。

 

 というわけで、記事の内容はその月にある程度聴き込んだ(←大事)新譜&旧譜をランキング形式にまとめるというもの。ランキングといってもザックリとだけどね。下に行く程、気に入った作品でございます。

あと最後に少し雑感書いて終わり。こんな感じ。

 

では!

 

 

 

 

 


【新譜】


・Noonsense / Fishdoll

 

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・Amen / Rich Brian

 

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【旧譜】

 

 

・ Pink (2017) / CHAI

 

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・Sunset Blvd. (2013) / Yancey Boys

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・Way Out West (1957) / Sonny Rollins

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・Reassemblage (2017) / Visible Cloaks

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・Soundpieces: Da Antidote! (1999) / Lootpack

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・Beats, Rhymes and Life (1996) / A Tribe Called Quest

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・Harmony of Difference (2017) / Kamasi Washinton

 

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・Music for 18 Musicians (1978)/ Steve Reich

 

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・Blue Train (1957) / John Coltrane

 

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・The Bridge (1962) / Sonny Rollins

 

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・Giant Steps (1960) / John Coltrane

 

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・Saxophone Colossus (1956) / Sonny Rollins

 

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・Newk's Time (1957) / Sonny Rollins

 

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・The Little Giant (1959) / Johnny Griffin

 

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〈雑感〉

 

 

まずは新譜から。

Fishdollはリードシングルがとにかく良かったから期待はしてたけどここまでの仕上がりとは…。アルバムが終わる頃にはドロドロに溶解すること間違いなしのソフト・サイケ名盤。Soft Glas絡みのアーティスト達、ほんと無視出来ないっすね。
ポスト・トラップという、なんとまあ面白味のない形容詞が付いた新(???)ジャンル、音楽的に純粋なトラップとの明確な違いは無いのだけど(多分)、僕の中の認識ではポスト〜の方が確実に音の幅が大きくなってる印象。Migosの「Stir Fly」はそう呼ばれてるのを知ってなるほどなと思った。トラップ嫌いの僕でもこの曲にはヤラられたし(大好き)。というわけでRich Brianの音楽がそういう部類に入るやつなのかはさて置き、ただ無茶苦茶中毒性あります…。

 

 

 

 


はい、お次は旧譜。


先輩から教えてもらったジャズ漫画『BLUE GIANT』。もう、どえりゃあ面白い。泣ける。そうです、つまり今年はジャズの年なんです!(決定)。といっても去年MadlibMiles Davisらの諸作品を聴いて、近い内にジャズを真剣に聴いてみたいな〜とずっと思ってたから、偶々そのトリガーが『BLUE GIANT』だったというだけで。

 

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今年ジャズを聴く上で目標がありまして、それが

 

 

①アーティストによって異なる個性的な演奏を理解/判別できる耳をつくること
②ハード・バップ〜モード・ジャズ における変化を聴くこと
③『In A Silent Way』の音楽に辿り着くまでのMiles Davisの音楽を確認すること
④『BLUE GIANT』に出てくるアーティストの作品を聴くこと

 


という風な感じ。

 


例えばテナーサックスに限ると、Sonny RollinsJohnny GriffinHank MobleyJohn Coltrane……と沢山いるけど、無論、同じ楽器でも音の性質は十人十色でありまして。そのアーティストによって異なる音の違いというか”アジ”をしっかり理解/判別できるようになりたい。「この音はロリンズ だ!」「この音はコルトレーンだ!」みたいな。

 

 


ジャズは歴史の長さが他の音楽と比較すると、とにかく長いし、その分数々のジャンルが存在する。そしてPrinceやBowieが可愛く思えるくらい多作家ばかり。僕は『広く浅く』聴くことが音楽鑑賞における1つの信条だったのたけど、ここ最近それが不可能だと気付き始めた。1つ大好きなアルバムを見つけると、そのアルバムがどうやって出来たのか、そしてどう変化していくのか、が気になり過ぎて結局自制しないと''深く''聴いてしまう…。以上のことを踏まえて、今回は50s〜60sのハード・バップ〜モード・ジャズに絞って''適度に深く''聴き進めていきたい。あと、ジャズは今まで以上にどのアルバムを選択するか、がかなり重要になる。ちゃんと調べながら聴かねば・・・。

 

 


去年(一昨年)に聴いたMilesの大名盤『In A Silent Way』。そして、『Bitches Brew』、『On the Corner』のプログレッシブ三作。ハード・バップばかり聴いてるのもあるけど、今思うとあれらはとてもジャズには思えない(笑)。だからこそ気になる。どういう経緯でMilesがあの音に到達したのか。気になり過ぎて禿げそう。

 

 


幸運な事に Apple Musicには『BLUE GIANT』のサントラが2つある。何かの縁だし、そのアルバムに収録されてるジャイアント達の音楽を中心に聴こうと思います。まあ、調べるとド定番のスタンダードばかりらしいし、ジャズ初心者向けなんで。

 

 

 

 


というわけで、①〜④の目標達成のために考慮すると、より有効な聴き方は

 

 

 

『聴き進めたいアーティストを1人選んで、その人の作品群(50s〜60sリリース)を約1ヶ月かけて集中的に聴き込む』

 

 

 

になりました(パチパチ)。
だから2018年は11人のジャズレジェンドのある期間における音楽を深く聴いてくわけですね(Milesは例外で2ヶ月かけてく)。
ランキングを見ての通り1月はSonny Rollinsの年でした。2月は未定。
他にも策はあったけど、これで試験的にやってみる。途中で変わる可能性もあり。

 

 

 

2017の年間旧譜ベストなんだけど……

怒涛の1月が終わったと思いきや、2月はインターンに行きまくって忙しいから、、、今月も無理そうかな…。ても絶対出す。

 

 

 

 

年間ベストアルバム40 - 2017

 

こんな時期に風邪を引いてしまった・・・(涙)。

本当は全作書きたかったけど、時間と体力がないので上位15作だけ。

あと年間旧譜アルバムベストは出します。すごく遅れそうだけど(笑)





No.40: Rest / Charlotte Gainsbourg

 

 

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No.39: Freudian / Daniel Caesar

 

 

 

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No.38: Samurai / Joakim

 

 

 

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No.37:Kelly Lee Owens / Kelly Lee Owens

 

 

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No.36: Square One / Bjorn Torske & Prins Thomas

 

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No.35: Brwn / B. Cool Aid

 

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No.34: A Song for Every Moon / Bruno Major

 

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No.33: Fin / Syd

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No.32: Welcome to Paradise (Italian Dream House 89-93) / Various artists

 

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No.31: Apricot Princess / Rex Orange Country

 

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No.30: Infinite Avenue / Carmen Villain

 

 

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No.29: LIVE & LEARN / G.RINA

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No.28: Tokorats / Jonti

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No.27: Selectors 002 / Young Marco

 

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No.26: Who Built the Moon? / Noel Gallagher High Flying Birds

 

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No.25: 8 / Awich

 

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No.24: All-Amerikkkan Bada$$ / Joey Bada$$

 

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No.23: Fevrier 91 / Laurie Darmon

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No.22: Gainsbourg: Le Symphonique / Jane Birkin

 

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No.21: Lonley Planet / Tornado Wallace

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No.20: Real High / Nite Jewel

 

 

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No.19: Ti Amo / Phoenix

 

 

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No.18: Room 29 /Jarvis Cocker & Chilly Gonzales

 

 

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No.17: Mars Ice House / ゆるふわギャング

 

 

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No.16: Doing It in Lagos: Boogie, Pop & Disco in 1980's Nigeria / Various Artists

 

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No.15: It's Alright Between Us As It Is / Lindstrom

 

 

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前作、前前作の『Smalhans』『Six Cups Of Rebel』の良い所と悪い所の両方が出てしまったような内容に。一応、Lindstrom的にはあるコンセプトを持って作ったはずで、意味深そうな約1分のタイトル曲「It's Alright Between Us As It Is」だったり、3分足らずのインタールードもあったりして、アルバム全体にストーリーを作ろうとしたのは分かる。でも、一曲一曲の存在感やアクが強すぎて、どうも纏まりが悪く感じるのは冒頭に挙げた過去作の後者の方と酷似。それでもアクが強いというのは決して悪いところだけではなく、実際先に公開されてた「Tensions」は文句の付けようが無い素晴らしきコズミック・ディスコだし、Grace Hallとの第二弾コラボ「Shinin」も◎。メディアからは「ゴシック・ディスコ」と名付けられ、Jenny Havelの歌声とが幽玄な雰囲気を醸し出す「Bungl (Like A Ghost)」は彼にとって新機軸のサウンドに(まぁ絶対流行りそうに無いけど笑)。

 

 

 

 

 

No.14: SYRE / Jaden Smith

 

 

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冒頭4曲の「B」,「L」,「U」,「E」を聴いた時点でもう脳天打ち抜かれました。何という迫力、鋭気、威勢…。弱冠19歳の、爆発せんばかりの若き才能と互角に渡り合うカオティックなビートを創った主はLidoと分かった時、「やっぱあんた最高だよ……。一生付いて行きますわ……」と心の中で強く誓った(号泣)。というか11月に普段寡黙であるKendrick LamerがTwitterでJadenの楽曲「Icon」MVのリンク先をツイートしてたけど、一体二人はどんな関係なんだろうか(非常に気になる)。そんな彼のクリエイティビティが溢れまくった17曲のデビューアルバム、噂に聞くと歌詞が支離滅裂とかで低評価をくらってるらしいですが、まあ歌詞は知らんし調べる気もないので僕にとってはどうでもいい話なのです。妹のWillow Smithちゃんの音楽も評判良いので来年あたりには聞いてみたいなぁ(しかも既に2枚も出してる 驚)。

 

 

 

 

 

 

No.13: Petite amie / Juliette Armanet

 

 

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去年の傑作EPから待ちに待ったJuliette Armanetのデビューアルバム。Véronique Sansonを彷彿とさせるシャンソンを継承しつつ、レトロな質感のサウンドと芯のある伸びやかなボーカル…そして何と言ってもその美しき容姿。そうです、アルマネちゃん、ものすごく美人なんです。恋しないわけがない(ガチ)。と、外見のことばかり書いてますが、複数のフランスメディアの年間ベストに選出されたり、その実力は折紙付きであります(綺麗なだけじゃない)。
とりあえずThe Weeknd「I Feel It Coming」のフランス語カバーを見て欲しい。もう何から何まで美しくて何回見たことやら…(恍惚)。

 

 

 

 

 

No.12: Morning After / dvsn

 

 

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アルバム全体を覆うTrap譲りのハードな重低音は一曲目から顕著。そのせいもあって前作からのサンクチュアリな雰囲気はやや弱くなったけど、より肉感的で野生的になったビートに乗っけて歌う彼等の音楽も悪くはない(でも本音を言うと前作の世界観の方が好きではある)。Maxwellの名曲をサンプリングした曲もあって来年こそは彼の音楽を聴かねばと思っております(決意)。後半に続くタイトル曲の「Morning After」、「Can't Wait」で、新機軸とも言える前作になかった華麗なダンスナンバーが登場して、これまたグレイトな仕上がりになってるけど、こういう路線もこなしちゃうと、ますます同レーベルMajid Jordanの上位互換な存在になってしまう気がして兄ちゃん心配やで…(失礼)。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.11:Warmth / Fredfades

 

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今年の隠れ名盤。元々、今年のガッカリ大賞アルバムを出した同じノルウェー人のIvan Aveのご友人という情報をゲットし、Apple Musicで漁ってたら何と偶然その日にデビューアルバムである今作をリリースしてたという(運命の出会い)。音世界自体はこの作品にも参加してるMndsgnの傑作『Body Wash』に似た80年代の香りが強いアナログなシンセが絡み合うドープなHIPHOPビートにプラスして陽気がジャケにも表れたリゾート感のあるチルさが混ざったようなブツです。あと、今年僕がディラを中心にその辺のHIPHOPを聴いていたのもあって、こういうに目がない状態というのもあった。(実際Slum Village「I Don't Know」をサンプリングしてる曲も。)昨年Madlibとのコラボアルバムも記憶に新しいMed、長い交流にあるMndsgn、Ivan Ave、 Stones Throwの若きホープThe Koreatown Oddity 、Nanna B等、周辺含めて才能豊かな新進気鋭のアーティスト達が援護射撃。今後が非常に楽しみであります。

 

 

 

 

 

 

No.10: French Kiwi Juice / FKJ

 

 

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嫌いな人はとことん嫌いそうな引くくらいお洒落な音楽。「I don't wanna go back home」や「Oh oh baby」をひたすら連呼するだけの簡単な曲もありますし、今年聴いたアルバムの中で一番何にも考えず聴ける作品だったとも思う(今のところ全部褒めてます)。五人の美女が華麗に舞い踊る「Vibin' Out with (((O)))」のMVはもう今年のベストビデオで構いません(ほんと見入っちゃう)。当たり外れはあるけど彼がボスを務める『Roche Musique』にはまだまだ面白いアーティストがいるのでこれからも地味に注目したい。

 

 

 

 

 

 

No.9: Scum Fuck Flowerboy / Tyler, The Creator

 

 

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このアルバムをパッと思い出す時、肝心のタイラーの顔/声が思い浮かんでこない。何故か出てくるのは今年のニューヒーローでもあるRex Orange Countyや既に多くの注目作で活躍しまくってるKail Uchis、De La Soulの去年作でその美声に恋に落ちたEstelle、そして同じOFWGKTA所属で今やレジェンド級の存在と化したFrank Oceanといった歌声たち(特にRex Orange County君な)。それはこんなスウィートで、ロマンチックで、陽性なヴァイブスに溢れたビートに乗るタイラーに未だ慣れていないからかもしらない。(歌詞は極めて個人的かつ内省的な内容らしいけど。)もはやフォークやドリームポップといえる類の楽曲も見られて、HIPHOPな香りがすごく薄いところも、このアルバムが多くの人の年間ベストにランクインしてる理由であるのかな。お洒落好きのフォロワさん(年齢も僕と同じくらいの女の子達)が今作で彼のことを知り来日ライブに行ってたのが印象的だった。音楽は勿論だけど、どうやら彼のファッションが好きみたい。間違いなく今回の新機軸なサウンドは新たなファンを獲得したと思いまする(グラミーにもノミネートされたしね)。

 

 

 

 

 

 

No.8: New Energy / Four Tet

 

 

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Four Tet作品は今だ『There Is Love In You』しか聴いたことがないので、彼の音楽と聞かれてパッと思いつくのは、声ネタも駆使した多方面からの音の来襲が生む''どサイケ''な音世界。それは間近に聴いていた彼のRemix楽曲、Madvillain「Four Tet Remixes」、The xx「A Violent Noise」、Todd Terje「Jungelknugen」等でも顕著で、そんなフロアバンガーなイメージそのままに聴いたリードシングル「Planet」にはとにかく驚いた。何この地に足ついたようなどっしりと鳴るキックとそれに反比例するように削ぎ落とされた主旋律のウワモノは…。僕が求めてたサイケを生成するには物足りず、初めこそしっくりこなかったけど、よく聴き込むとシンプルな弦やシンセサイザーの旋律美が沁みるのなんの(涙)。ちょっと流し聴きするくらいが丁度いいよね。話は変わるけど、Sikei Musicさんが今作レビューで特徴的な美しい弦の音色を「雅やか」とご表現されてたのが個人的にグッときました。何て洒落た表現なんだ……と舌を巻きましたよ。''雅''なんて言葉、今じゃ引退した元大関の「雅山」でくらいしか聞いたことなかったしな(笑)。僕も英語にない日本語独自の言葉で面白い表現してみたいー(マジ)。

 

 

 

 

 

 

 

No.7: Drunk / Thundercat

 

 

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今思うと僕の中でThundercatってのは「難しい音楽」の象徴みたいな人だったんだよね。初めて聴いたのは確かFlying Lotusの怪作『Cosmogramma』で、素人耳でも分かるその変態ベースっぷりには凄いを通り越して笑わされた(衝撃)。ソロ作2つは、その時はあまり聴き馴染みの無かったビートミュージックを基調とした少なくとも''ポップ''とは言えない音楽で、とにかく分かるまでに時間の掛かったアルバムたち。そんなんだから、リードシングル「Bus In These Streets」を聴いた時は何かの間違いかと思ったよ(笑)。本当に。何この遊園地で流れてそうなキラッキラの音楽…。ピクサーとかのアニメ映画のサントラ曲と本気で思ってた。が、数日後見た新作のトラックリストにがっつり収録されててさ…。蓋を開ければ、屁をこくわ、遊園地だわ、猫の声真似するわ、AOR歌うわ、パチンコしてるわ…()、あの時の彼は何処に行ったのか。いや、結局メチャクチャ気に入ったんですけど、ほんと、人生何が起こるか分かんないと思ったよね(まとめ)。前作くらいまでは自分のボーカルに自信が無いとインタビューで語ってた気がするけど、本作をキッカケにその不安は払拭されたように思う。あと、「 Jameel's Space Ride 」の最後ってやっぱ『星のカービィ』からサンプリングしてんのかな??

 

 

 

 

 

 

No.6: Funk Wav Bounces Vol. 1 / Calvin Harris

 

 

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去年だったろうか、Vic MensaJustin Timberlakeに向けて「彼は黒人文化から恩恵を受けてる(=盗んでる)。」と発言した時は心底不快に/残念に思った。「こんなに様々なジャンルがクロスオーバーという言葉以上に混じり合う現代のポップ音楽の中で、そんな発言はさぁ…もう時代遅れでは…。」なんて思ったけど、今思うと色々焦点がズレてるな(笑)。


日本人が気づかないうちにしている「盗み」のこと 

beinspiredglobal.com


今年読んだ色々な記事の中でも1番ためになったのは恐らくコレ。元はと言えば世界トップクラスのモデル、カーリー・クロスが雑誌で和スタイルの芸者姿を披露したところ「日本人に対する人種差別だ。」と大バッシングをくらったことから、一時期こういう人種差別に関する記事があちこちで出ていた。記事からそのまま抜粋すると''多様な集団から構成される国では、自分の属さないマイノリティ(少数派)の「文化」のものを盗むという行為は、その「文化」に属する人たちを低く見ているということ''になるらしい。多民族国家ではない日本人には分からない考え方だと思うし、実際僕も初めは何が悪いのか全然分かんなかった。ここで興味深いのは、盗むのは逆の場合だと何も咎められない事と咎める側も暗に差別的な態度を取っている可能性があるということ。幾つか突っ込みどころがある考え方だとは思うけど、一応これが世界共通のルールなんだから歯向かうわけにはいきません(苦笑)。冒頭のVic Mensaの話に戻るところがあるけど、ブラックミュージックにおいてとりわけHIPHOPというのはそのマイノリティ的差別に敏感な音楽ジャンルだと感じるし、それは無論、演者側に黒人が多く、かつハードな環境で生活を強いられるような社会的地位が低い者達が多いことが挙げられる。黒人というだけで''弱者''なのに、そこに社会的な差別が、場合によっては性的な差別が加わるケースだってありえる。そんな彼等にとって音楽は娯楽だけではなく、そんな環境から抜け出す為の重要なツールになるにもかかわらず、''強者''がそれを模倣する姿には彼等にとって''オレ達を低く見ている''に繋がってくるのかもしれない。実際僕がよく見る、こういう言及をしている多くがラッパーといったHIPHOP勢と思うし…(これも差別なのか)。
前置きが長くなったけど、Calvin Harrisの今回の新作がブラックミュージックの盗用だ!と声を大にして言いたいわけではない。だって、こんなブラックミュージック全盛で、かつ、多くのそれらのアーティストが色んなジャンルで交流し、音楽を次のレベルまで高め合ってる時代でそんな事を言うのは野暮な事だし。(しかし、彼が世界で一番稼ぐDJという事とディスコ/ファンクというブラックミュージックのフォーマットを拝借してることは何かを曇らせる気がしないこともない。)でも、そんな音楽業界とは相反するように現実世界のアメリカの分断っぷりは本当に深刻だ。この前見た池上さんのニュースで知ったけど、トランプ政権誕生って今年なのね…。あまりに差別的な出来事が多発しすぎてたった1年のこととは思えなかった。そして、今年僕が一番ビックリした人(?)というか存在というのがオルト・ライトの指導者ことリチャード・B・スペンサー。こんな人間本当にいるのか….いていいのか……?と震えが止まらなかった。そして、今思うと大統領選挙で、あんなに何人もの超大物アーティストがヒラリーを応援してたのに結局負けてしまい、あの時は正直「音楽なんて力は無いんだ」と思ってしまったよ・・・。まあ実際、ライターでもなければ音楽聴いても金が手に入るわけじゃないし、職もなく、ご飯も満足に食べれず、家族も満足に養えない状態で音楽なんて聴く気になるわけがない。所詮、娯楽。しかも、ただ音を流して聴くだけの超簡単な娯楽。今思うとああやって金持ちの大物アーティストらが応援したのが敗因の1つなんじゃないかとさえ思えてくる。ネガティヴな僕が出現してしまったので早く締めたいんだけど(笑)、カルヴィンのこのアルバムを聴くと、このこと以外にもいろんな事が頭を駆け巡っていく。何か特別な革命性を持ったアルバムではないけど、色んなことを象徴するアルバムにはなると思うな。最後に、今年のサマソニの観客の狂喜乱舞っぷりはと・に・か・く最高だったことが一点。あと、トランプ政権誕生によって…それ以前からとも思うけど、向こうの白と黒の溝というのは僕が思ってた以上に事態は深刻だということ。音楽の進化とは全く無関係なのではと思ってしまうほどに…(悲)が一点。最後に最近の洋楽には一切関心を示さない母親が唯一このアルバムだけは気に入って、「Slide」を完コピしたことが最後の一点(笑)。以上で報告を終わります(長)。

 

 

 

 

 

 

 

No.5: Cannibale / Calypso Valois

 

 

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80sなフレーバーにフレンチポップというこれは完全に超俺得サウンドのCalypso Valoisのデビューアルバム。80年代に活躍したイナタいニューウェーブ系アーティスト、Elli et Jacnoの愛娘で(基本的にサウンドも全く同じw)、何と名付け親はÉtienne Dahoという…(謎)。
音楽的に申し上げることは何も無いのですが(完璧)、ミュージックビデオがとにかく面白い。互いにひたすらビンタをし合う「Le Jour」、幾多の映画のエログロシーンを切り貼りして作られた「Vis à Vie」、脳を食べるシーンがハンニバルを彷彿とさせる奇怪な世界観の「Apprivoisé」。映画好きの彼女ならではのヘンテコビデオの嵐。興味のある方は是非是非。音楽も最高だから。

 

 

 

 

 

No.4:  MASSEDUCTION / St.Vincent

 

 

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今年のメディアによる年間ベストでもトップクラスにランクインし、Kendrick Lamerの『DAMN.』に匹敵する高評価を得たLordeの2ndアルバム『Melodrama』。そんな傑作がリリースされた数日後にTwitterで少し話題になった''Jack Antonoff不必要だったんじゃないか問題''。僕は最初こそ不必要派だったけど、あんだけ大嫌いだった1stシングル「Green Light」も何度も聴くとまあ良く聴こえてきたし、ポップに振り切った他曲も何だかんだでしっくり来たから、結局のところ僕は賛成派になったんだなと感じてた。しかし、アルバムがリリースされて数ヶ月経ったある日ふと感じたんだけど、
「『Melodrama』って全っっったく聴き返そうと思えないな…。」
確かに年に一回聴くくらいが丁度いいみたいな名盤ってあるよ(僕にとってはDの『Voodoo』)。でも、今回に限ってはもう二度と聴かないようなオーラすら感じる(笑)。何というか、付き合ってから気付いた無茶苦茶重い女の子と今からデートに行かねばならない時の重苦しい気持ちというか…、上手く表現出来ないんだけどとにかく辛いんだ、このアルバムをもう一度聴くことは(謎)。
もうかなりの文章をLordeが占めちゃったんだけど、かといって同じくJack Antonoff仕様の今作『MASSEDUCTION』は何故か別物。起承転結を付けたアルバム構成とか、特殊なガジェット的要素は出来るだけ廃して、素材(アーティスト)の味を100%活かします〜〜みたいなオーガニックスタイルは両者ともよく似てるんだけど・・・何か違う。
因みにVincent姐さんが一番好きなDavid Bowieの曲は「It’s No Game (No. 1)」らしく、あのヒロタ・ミチさんによる衝撃的な日本語ナレーションで始まるボウイの数ある曲でも特にクレイジーな一曲だと思う。これは真実かは分からない僕の勝手な想像だけど、タイトル曲「Masseduction」の''政権の腐敗''を始めとした謎の日本語演出は「It’s No Game (No. 1)」のオマージュではないかということ。「New York」もボウイに捧げられた曲だというし、多分。

 

 

 

 

 

 

 

No.3: The Night Land / Talaboman

 

 

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今年聴いた新譜の中では2番目に多く聴いた(音楽再生カウントアプリ・Fudan調べ)アルバムことJohn TalabotとAxel BomanによるユニットTalabomanのデビュー作。今年聴いたJohn Talabotの1st LP『Fin』が傑作だったのでこのアルバムのリリースが待ち遠しかった。中身はというと、今だ謎が多き原住民が住むジャングルに単身飛び込み、最終的には彼等と共に不思議な舞を踊っちゃってるみたいな……(笑)。寝る直前に聴くのが最高で、ヘッドホンをつけてベッドに入り寝落ちする事なく聴き通した日が何回あったか(収録時間は1時間もあるんだけど)。

「内省の旅であり、僕たちの潜在意識に到達し、夢を記録しようという試み。希望を刺激し、イマジネーションを前進させたい。目を閉じて、心を開いてみて。」

と二人がインタビューで語ってましたが、これを読んだあなたも是非今夜に。あと、このアルバムの説明文によくあったんだけど、音楽は全然バレアリックじゃないからな!がっつり四つ打ちで踊らせにかかってますから!(注意)

 

 

 

 

 

 

No.2: Take Me Apart / Kelela

 

 

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リードシングル一発目の「LMK」を聴いた時の衝撃たるや。すげーポップやん!みたいな。ずっとこの人はFKA Twigsと同じようなタイプの人だと思ってたし、前衛的なビートを追求する(もはや死語になりつつある)オルタナティブ/アンビエントR&Bの最右翼的な存在と思っていたから・・・(実際そういうところもあるんだけど)。それでも特筆すべきは曲の良し悪しよりもこのしなやかで美しい歌力よ。2枚のEPは先鋭的なビートとリズムに気を取られてて、こんなに綺麗な声をしてるとは気付かなかったんだよ(凡耳)。あとはSade「Like A Tattoo」のカバーを見たのもすごくデカイ。ボーカリストとして一級品ですよね彼女……(感涙)。
もう1つがAaliyah。特にSydの『Fin』はOne in a Millionを聴く以前以後では全然違って聴こえたんだけど、今作もそのフィルターを通すか通さないかでこの年間ベストのランキング位置も変わったはず(確信)。
あとKelelaって34歳なんだよね。Twitterでは宇多田ヒカルと似て聴こえるとツイートしてる人もいたんだけど、僕も心の中で深く頷きながら「いいね」押しました(というかヒッキーも同じ34歳なのな)。何やらTrapブームも相まってTimberlandを中心とした90sリヴァイバルが始まるとかちらほら言われてるけど、もしかするとそういうブームを引き起こすのは現行で活躍する25〜35歳くらいまでアーティストが該当するのかな、何てテキトーに思ってます。そういう意味で、現在イギリスで活躍し最新EPが高評価である27歳の日本人アーティストRina Sawayamaなんてその辺への愛が強過ぎて引くくらい(僕はあまり好きじゃない笑)。5年くらい経ったら僕も自分と同じくらいの年齢のアーティストが俺得なリヴァイバルを巻き起こすのかな〜楽しみ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.1: async / Ryuichi Sakamoto

 

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アルバムの中のタイトルトラックって重要な存在だと思うから、M9のソレを初めて聴いた時、坂本龍一は何を恐れ、何に怒りを抱いているのか、をずっと考えさせられた。数種類の異なる弦が暴れ牛のようにけたたましく鳴り響き、やっと静寂がやって来たと思ったら、再度その弦らが互いに斥力でも働いてるかように圧倒的不快感/不安感を携えて聴き手を殺しにかかる。映像喚起力が強いアルバムと各地のレビューで言われてるけど、まさしく僕はこの曲で血潮吹き散るホラー映画の一番グロいシーンが想起されます(震)。坂本龍一はこの曲で何を伝えたいのか。そこを考えるとやはり一番最初に頭に浮かぶのは今作の主題でもある「“asynchronization”=非同期」という概念。彼のインタビュー記事を読んでいく中で、非同期というのは、ざっと要約すると「不規則性があり、型にはまらない極めて個性的/自然的な音楽」という意味らしい。

 

急にぶっ込むけど今作で「非同期」というのはそこまで重要ではないと思ってる。なぜなら、この世に''同期的''な音楽が数多くあるのと同じように、非同期性を持つ音楽というのもごまんと存在し、特に目立った新しさがないから。ジャンルや音楽性でその定義のようなものは違えども、型にはまらないというのは音楽における1つの醍醐味でもあるはずで、ではなぜキャリア40年を超える今になってそれを声高々に言う必要があるのか。それをインターネット/ストリーミングにより氾濫した型のあるポップミュージックに対するアンチテーゼ…と捉えるのは頷くところもあるけど、何か面白くない。非同期性のある音楽は彼自身の過去作でも沢山披露されてるし。今年死ぬほど聴いて、数少ない新規性大ありの稀有な例としての、J Dillaの''もたるビート''はニュージャックスウィングが流行っていた当時ではかなりの衝撃で迎えられたらしいですが、今じゃそんなビートも大衆的なものになり、ポップミュージックの新たなフォーマットとして定着してる。では、そんなビートを無意識で作ってる今の若い音楽家に「このビート、ものすごくズレてんね」と言っても(まあ人にもよると思うが)、その言葉が何のことだかさっぱり分からない人もいることだろう。だってそれは既にポップミュージックの一部なのだから。当たり前なのだ。という事を考えてると、こういう「型にはまらない」ということをアーティスト側が自覚的であるかどうかというのは、重要な気がする。そもそも、さっき述べた「非同期性のある音楽は彼自身の過去の作品でもあるから…」だけど、坂本氏自身はそれを非同期性を意識して作ったかどうかは彼しか分からないし、もしかするとそこには無意識で作ったかもしれない。だから、今回のコンセプトの「非同期」というのは、その音楽性どうこうよりも、今こうやって発言することに意味がある気もする。
こういう''型''のことを考えながら思い出すのは今は亡き中村勘三郎『型を身に付けねば型破りにはなれない』というお言葉。型があるから「型破り」。型がなかったら「形無し」。元々人間的に好きだった彼のこの言葉を聞いた時は、子どもながらすごく感動して今でも覚えている。今回の話にこの言葉が上手いこと全部噛み合うとは思えないけど、何か見出すところがあるのかもね。

 

J Dillaの話に再度なるけど、今年は『Donuts』を浴びるほど聴きまして(何回聴いたか…)。程度の違いはあれど互いに作り手が死を意識しながら製作されたこともあるのか、コレと『async』って似てる雰囲気が有るんだよなぁ。それは、自分の好きな音楽をひたすらレペゼンしてるような空気があるから。よく音楽ブログでもあるじゃん。そのアルバムは聴いたことないけど、とてつもない熱量と文章力と愛で「このアルバム無茶苦茶聴いてみてー!」って読み手側に思わせるやつ。正にアレ。

ディラ自身が死を間近にしながら作られたこともあって、その振り回さんばかりの性急さと高い音の密度は他のアルバムには無い凄みがある。対して『async』はそういう速度感とか密室感は皆無。どこか俯瞰した、達観した雰囲気があるというか、もっと熟成されて膨よかな音世界。あと、観念的な話になるんだけど、すごく音が暖かいんだよね。冷たい音も含めて暖かいんだなぁ(矛盾してるのは分かってます)。とても身軽に再生ボタンを押せる。聴いてみると神経が研ぎ澄まされていく感覚になるのが優れたアンビエント音楽の特徴と思うんだけど、それを超越した何かをこのアルバムから感じるのは、そういうところなのかな(これはアルバムが作られた年齢も関係するのかも。まあ、坂本龍一はまだ死んでないですが 笑)。

 

そんなこんなで、彼のインタビュー記事を読み漁り、過去作を聴き、テレビ番組を見て、動的平衡を知り、『Donuts』を聴き、ファンの方の意見を聴きながら、今タイトルトラック「async」を聴くと、あんなに恐怖と怒りを感じたあの曲が坂本龍一が子どもみたいに笑いながら、すごく楽しそうに弦を弾いてる姿が目に浮かぶようになった。毎回ではないけど(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

年間旧譜ベストアルバム50 - 2016

 

 

 

 

 

去年の12月末に年間ベスト記事と一緒に上げるはずだったのに、どうしても上手く書けないやつが幾つかあって、気が付けば2017年に突入し、それから1ヶ月も経ってたという(笑)。後期試験があって勉強に専念せねばならなかった、という理由もあるんだけど、そんなの言い訳にしかならん…(説教)。まあ、お陰様で単位は全て取れそうですが👏🏻
この企画は2017ver.もするつもりだし、それはしっかり年内で仕上げていきたいですね〜(目標)。
去年は、惜しくも亡くなった2人の天才、PrinceとDavid Bowieの全作品を聴く、というのを軸に旧譜を聴きまくったわけですが、当然のようにこの記事でも彼らの作品がじゃんじゃか出てきます。手短なレビューを載せて。それでは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ランキングに入る前に、まずは惜しくも予選落ちになってしまった作品たちからご紹介。色々悩んだんですけどねぇ。そのその日の気分によってはランク入りしゃちゃうほどの良きアルバムばかりですが……。

 

 

 

 


・Product (2015) / Sophie
・Prince (1979) / Prince
・Cat In the Hat (1980) / Bobby Caldwell
・Midnite Vultures (1999) / Beck
・Aladdin Sane (1973) / David Bowie
・Scary Monsters(And Super Creeps) (1980) / David Bowie
・Versions (2015) / Idjut Boys
・Wordy Rappinghood (1987) / Tom Tom Club
・Ring (2010) / Glasser
・Friends (1981) / Shalamar
・Come (1994) - Prince
・Timely (1983) / 杏里
・Midnight Love (1982) / Marvin Gaye
・ナチュラル・ウーマン (2009) / 流線形と比屋定篤子
・Toeachizown (2009) / Dam-Funk
・Old (2013) / Danny Brown
・The Very Best Of (1995) / Shalamar
・Prins Thomas 3 (2014) / Prins Thomas
・Somebody Else's Guy (1984) / Joselyn Brown
・Cheyenne Autumn (1989) / Jean Louis Murat
・Frank (2003) / Amy Winehouse
・The Man Machine (1978) / Kraftwerk
・Hit n Run Phase One (2015) / Prince
・Young American (1975) / David Bowie
・Heathen (2002) / David Bowie
・Outside (1995) / David Bowie
・1999(1982) / Prince

 

 

 

って感じです。ごめんね🙇

 

 

 

それでは、ようやく本編の方へ……………!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.50:All Saints: Collected Instrumentals 1977 - 1999 (2001) / David Bowie

 

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実はこの作品、オリジナル・アルバムではありません。ボウイが家族と知人のみに送ったアンビエント曲中心の作品。ベルリン3部作の『Low』と『Heroes』を理解する上でこのアルバムは大きく役立った。Brian Enoと手を組み、ポップ・ミュージックの一線を超えた絶品のアンビエント・ワークスを存分に堪能できる傑作。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.49 ) Jolene (1974) / Dolly Parton

 

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タイトル曲「Jolene」のTodd Terje Remixを音雲で聴いたのが彼女を知ったキッカケだった。後からスケッジさんに教えて頂いて、その時初めて「Re-Edit」って言葉を知ったんだったっけ。
「エンダァァーーーーイアァァーーー」で有名なWhitney Houstonの「I Will Always Love You」は、実はDolly Partonの曲のカバーだった、ってのが1番びっくりした事かな。というか、アーティスト印税でどんくらい儲けたんだろ…(おい)。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.48 ) Zanaka (2015) / Jain

 

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去年行われたApple Musicのアップグレードは「ゴミだ!改悪だ!」と不評極まりない結果に終わってしまいましたが、そんな中でも新たに追加された「同じタイプのアーティスト」機能を僕は重宝してる。といっても、自分のツボにどストライクで嵌るのは滅多にないですが、阿修羅像を模したような可愛らしい女の子ジャケのこのアルバムはその例の新機能で探した中で今年1番の大当たり。Twitterのフォロワさん情報で知ったけど、何とNRJ Music Awardsというフランス版Grammy賞で3部門にノミネートされてた実力者でした(驚愕)。手っ取り早くJainちゃんの音楽性を知りたいのであれば、取り敢えず「Come」を聴けばOKかと(なお同曲はSong of the YearとVideo of the Yearにノミネート)。というか、フランスの音楽メディアを見てても広告としてこのアルバムをゴリゴリ推してくるんだよね(笑)。今度The Late Showにも出演するし(快挙!!!)、名前を覚えておいて損はないはず。

 

 

 

 

 

 

 

No.47 ) Raw Power (1973) / Iggy Pop & The Stooges

 

 

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一曲目を飾る「Search And Destroy」。Amazonのレビューに「この曲を聴くと血が逆流する」ってあったけど、もうほんとこの言葉が的確すぎて泣いて笑った。だがしかし、一曲目からギアマックスで始まる故に、後半になると聴き疲れしてしまうのが唯一の欠点。それでも好きだけども。NirvanaKurt Cobainがオールタイムベストに選んだことでも有名だって。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.46 ) Feil Knapp (2007) / Bjorn Torske

 

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Nordic Discoの首領であるにもかかわらず、この心配になるくらいの顔面蒼白なドアップ病人ジャケは本当にセンス無いよな……(嫌)。
モンド/ラウンジとダンスの間を絶妙に行き来したNu Discoといった様で、この適度な温度感/緊張感がたまらなく気持ち良い。北欧らしい美しい透明感も勿論健在で、普通に聴いてもBGMとしても優秀。のん気なハミングやゲーム音楽を混ぜ込んだコミカルなトラックもあったりと遊び心が満載なところも◎。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.45 ) 3121 (2006) / Prince    

 

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『The Rainbow Children』『Musicology』といったR&B回帰が強まったPrinceのアルバムを立て続けに聴いた時点で、やっぱ後期のPrinceはこういうサウンドがメインになってくのね〜とぼんやり思った記憶がある。既聴済みの『Art Official Age』だって蕩けるほどスムースなR&Bだったし。ところがどっこい、ロックの重量感とドス黒いファンクネスと同時にR&B的な心地よさも携えた一曲目の「3121」から昇天(早)。Princeな新たな境地を開拓……といったら大袈裟かもしれないけど、確実にこれまでとは違う彼の新しい音楽(ファンク)にすごくテンションが上がったんだよなぁ。チープなシンセにモコモコした密室ファンクの80sなPrince印の音のそれは、決して単なるノスタルジックなんかじゃない。今現在、フレンチにぞっこんの私ですが、「Te Amo Corazon」を聴くと、次はラテンを攻めようか…と思ったり(笑)。というか今知ったけど、この曲、リードシングルだったのね(驚愕)。

 

 

 

 

 

 

No.44 ) Underneath the Pine (2011) / Toro y Moi    

 

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『チル・ウェイヴ』ってもっと昔からある音楽かと思ったけど、意外に5年くらい前に始まったと知って吃驚。去年、Neon Indianは聴いたから今年はWashed Outを聴かねばと思っています。
2曲目「New Beat」が大大大好きで、もし僕がバンドとかやってたらこの曲演奏して皆を死ぬほど感動させて〜〜と聴く度に思ってた(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

No.43 ) Give Me Your Love (1981) / Sylvia Striplin

 

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Twitterでフォロワーさんに教えて頂いたArmand Van Heldenの 「Full Moon」は、今でも、そしてこの先も永遠に聴くであろう俺的ダンス・クラシックになったわけですが(去年の年末大掃除でこの曲リピートしまくった)、そのサンプリング元である「Give Me Your Love 」が収録されてるのがこちらのアルバム。Sylvia Striplinは顔はあんまり好みじゃないんだけど(おい)、この小悪魔的なボーカルはちと反則ですよね〜。ディスコ・クラシックとしても有名な本作、アナログはAmazonで132,618円から販売しております。僕のために買ってくれるという方、Twitterで御連絡を。住所お教えします。

 

 

 

 

 

No.42 ) En Fin Tid (2010) / Diskjokke

 

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「おし、そろそろ始めっか〜(欠伸)」なテンションで始まる気合いもやる気も感じられない一曲目「Reset and Begin」が何よりも最高で。で、ボーッとしてるとアルバム中盤ではボトムの太いキックが体にズシズシ響くコズミック&サイケデリックの世界にトリップですよ。このアハ体験かの如くじわじわビルドアップしていくアルバム展開が私の脳みそは大好きなようでした。彼が意図した誘導にまんまに引っかかるという至福。世間で評価が高いのは前作だけど僕は断然コッチ派。

 

 

 

 

 

 

 

No.41 ) Lodger (1979) / David Bowie

 

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ベルリン3部作の最終作と言われながら、実際はベルリンではなくスイスのスタジオで僅か3週間で作り上げたとの事(脅威的)。この話だけで、この頃のボウイの創作意欲が如何に溢れていたかが伝わるなぁ。ボウイ流ラップ(?)やアフリカ音楽などエスニックな要素を取り入れたり…と良い意味で飽き性なボウイらしい実験性に富んだ刺激的な楽曲がズラリ。
前作「Heroes」の脂の乗ったボウイのヴァリトンボイスは今作でも勿論健在。
最終曲「Red Money」はIggy Popの『The Idiot』収録「Sister Midnight」のカバーであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.40 ) Bad Neighbor (2015) / Med , Blu & Madlib

 

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Madlibの作品を初めて聴いたのはこのアルバムなんだけど、今思うと本当に良い出会いだったなと。メロウ度が増していくアルバム後半にAloe Blacc客演「Drive In」とMayer Hawthorne客演「The Buzz」という2つの歌モノ曲があるんだけど、もうこれどちらも涙が出るほど絶品で、Apple Musicでもこの二曲だけは消さずマイミュージックの中に忍ばせてた。後者なんかMayerのキャリアの中でも1番じゃないの?ってくらい名曲です(褒)。Dam-Funk、MF Doom、Anderson .Paakなどなど勿論のこと援護射撃も申し分なし。近くリリースされるインスト集も楽しみであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.39 ) Mungodelics (2012) / Mungolian Jetset

 

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北欧ダンスシーンのパイオニア・Mungolian Jetsetの3rdアルバム。ハンカチ必須の感涙コズミック大曲が惜しげもなく連発されるアルバム前半は、そりゃもうプラネタリウムを初めて見た時のことを思い出すくらい幻想的で壮麗でそして最高にサイケデリック。Nordic Disco界のSigur Rósとでも言いたくなる。こういう偉大なパイセン達のおかげで、北欧のドリーム音楽は世界屈指のクオリティを誇っているのだと身に染みて感じます(感謝)。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.38 ) Electric Warrior (1971) / T.Rex

 

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後々知るんだけど、グラム・ロックってのはド派手で中性的なビジュアルが似てるだけで、別にサウンド面でこれといった共通点は無いんだよね。当時そんなことは知らず、ただただ『Ziggy Stardust』みたいな傑作を求めて意気揚々と聴いてみたら想像と違ってガッカリしたのを強く覚えてる。地味で退廃的。演奏も単調なリフばかりでひねりを感じさせないし、『電気の武者』なんて勇ましい(?)邦題に完全に名前負けしてるほどに弱々しい。でも、耳に馴染んでくると、その単調なリフが地味にクセになり、ロックなんてもう時代遅れ…とでも言いたげなマーク・ボランの醒めた感じにゾクゾクする。最初は頼りなく&弱々しく映ってた彼の歌声すらもエロティックで魅力的に聴こえてくるから不思議。当時の女性ファンはこういうところに母性本能を突かれてたんだなと男ながら何となく(笑)。プロデュースはTony Visconti。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.37 ) There Is Love In You (2010) / Fourtet

 

 

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このアルバムを聴く度に、聖域に足を踏み込んでしまった感がなんか凄くて、すごく恐れ多い気分になるんだけど…(苦笑)。執拗なリフの中で、時に露骨に時に微かにフィーチャーされた女性コーラス(これサンプリング?)の存在感たるや。眩しい程に神々しいサウンドにも不思議な人間味を共存させててその辺のバランスがこれまた最高。
一曲目「Angel Echoes」を友達に聴かせたら、けっこう本気な顔で「お前の携帯壊れてない…?」と言われたのは良い思い出です。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.36 ) Music for Airports: Ambient 1 (1978) / Brian Eno 

 

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『じっくり聴き込むことも出来るが、環境の中で無視の出来る音楽』

『気にならない音楽、聞き流せる音楽、しかし、もし注意深く聴くのなら、そこに興味深さがきちんとある音楽』


ネットで見つけたBrian Enoアンビエントの定義/本質がこれだって(メンドくさ)。らいやもう、こんな事言われたら一音も聞き流したくなくなりますよね(笑)。ということで、睨めっこをするかの如く、このアルバムを聴く時は全神経を集中させて聴いてた。そして寝落ちしてた(おい)。とあるブログで、「どのジャンルでもオリジネーターが最も異質である」という文を読んだのですが、いや〜正にその通りだなって強く思います。そして、アンビエントって音楽がこんなに面倒くさいとは思いもしなかったです(といいながら今夜も聴く)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.35 ) 1st Born Second (2001) / Bilal

 

 

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J Dilla、James Poyser、QuestloveなどなどSoulquariansの豪華面子が絡んでることよりもDr. Dreが一枚噛んでるというのが何より面白い。このアルバムについては前に書いたので割愛。(というか本当はちゃんと書いてたんだけど、手違いで全部消してしもうた…(°▽°) )

 

 

 

 

 

 

No.34 ) ATLines (1996) / Outkast

 

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Outkastの音楽がこんな初期の段階から完成されてるとは思ってもいなかった。Source誌でマイク5本を獲得した次作『Aquemini』や同じくとても評価の高い『Stankonia』を聴いてみたんだけど、ぶっちゃけ、このアルバムよりも際立って良いとは思えず……()。いや、すごい良いのは良いんですよ。世間で名盤と言われてるのも分かる。というか、自分の中で『ATLines』が95点くらいなもんだから、僕の耳がその傑作強度に耐え切れてないのかもしれません(苦笑)。2017年はHIPHOPの年にする予定なのでリベンジしようと思いまする…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.33 ) Controversy (1981) / Prince

 

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前作『Dirty Mind』では、耳を疑うほどの音のチープ加減に完全敗北を喫し、『Parade』もこんなのを名盤とか言ってる人全員に文句を言ってやろうかと怒りが湧き上がるくらい何が良いのかさっぱり分からず(笑)、Princeの音楽難しいわ〜無理だわ〜なんて文句を言いながら聴いたのが今作。タイトル曲&一曲目「Controversy」から恋に落ちた…(コロッ)。今思うと、Princeの音楽が「Prince」となったのはこのアルバムからで、次作『1999』からその才気が覚醒し傑作を量産していくのですが、このアルバムはその「前夜祭」のような作品なのかな。といってもそんな準備運動とかのレベルでは全然ないんだけど(笑)。Princeの全作品の中でも指折りで好き。最初はあまりに露骨な言葉の数々に失笑してた「Do Me Baby」ですが、今では殿下の声にイカされてしまう変態な耳になってしまった()。

 

 

 

 

 

 

 

No.32 ) Naughty (1980) / Chaka Khan

 

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LPも買いましたよ。TuxedoのMixで知り、このアルバムの一曲目を飾る「Clouds」なんですけど、もうとんでもないディスコ・クラシックですよね(興奮)。好き過ぎてYoutubeやSound Cloudでこの曲のRemixを漁っては聴きまくってた。勿論、この曲に限らず、イントロから涙腺決壊「So Naughty」、軽やかにスタイリッシュに決める「What You Did」などなど、隙なんて1mmも有りませぬ。リリース年の1979年はやっぱディスコ好きには美味しい年だと再確認。 

 

 

 

 

 

 

 

No.31 ) Around the World in a Day (1985) /Prince and The Revolution

 

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ラストの「Temptation」がね…。最近はこの曲を聴き終わらずに切ってるし。それこそ「Condition Of The Heart」みたいな曲がラストに来たらもう完璧なんですけど。
と、そんな文句が出るのは何よりもこのアルバムが素晴らしいからこそであります(焦)。
僕の中では殿下の代表曲って初聴ではピンと来ないことが多いんだけど、「Raspberry Beret」は、流石にそうはならなかった。これは名曲だよなぁ。ビデオも大好き。
個人的に、Princeをこれから聴く人には2nd『Prince』かこちらをお勧めするかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.30 ) Complex Simplicity (2004) / Teedra Moses

 

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一昨年くらいにリリースされた新譜からのカット曲がなかなか良くて、1stアルバム聴いてみよう〜と軽い気持ちで臨んだら、何と一曲目がKaytranadaの大好きなEditのオリジナル曲「Be Your Girl」! あの時すごく感動した。今と過去が繋がるってこういうことよね(涙)。プロデュースは、去年Solangeの新譜で活躍したRaphael Saadiq
去年Bruno Marsの新作を機に、90s〜00sのR&B/ネオソウルを少しずつ聴いてるんですけど、なかなかどうにもシックリこない作品が多い中で、このアルバムは例外的にドツボにハマった。それが何故かは、今年この辺の音楽をもっと掘っていく中で見つけれるといいかな。このアルバムの事をネットで調べてもそこまで評価されてるようなイメージが無くてビックリしたんだけど、もしかすると過小評価されてるのでは??(まさか僕の耳がオカシイなんてことは……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.29 ) Time River (2015) / 挾間美帆

 

 

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無茶苦茶雑にまとめてみると「ものすごいヘルシーなカマシ・ワシントン」と思ってる←。楽器という名の拳がぶつかり合い…血と汗が滴り落ち…男と男の熱いドラマを見ているかのような…(以下省略)。「スピリチュアル」とも形容されるその圧倒的な世界観で聴き手のカロリーを大量に消費させるカマシさんと同等のダイナミックさ、ドラマ性、力強さを携えているのにもかかわらず、この風が通り抜けてくかのような清々しさ、耳通りの良さは、一体何なんでしょうか(謎)。こういうのを「女性らしさ」とかで片付けちゃいけないよな。ライブが東京ばかりだから「日本ツアーしてください!」みたいなツイートしたら高橋健太郎さんにリプ(引用)頂いたのは良い思い出です(笑)。アメリカのダウンビートという大手の音楽雑誌で「ジャズの未来を担う25人」に選ばれたそうだし、世界的にビックな存在になるのも時間の問題かと思うので、世界ツアーする前にいち早く日本ツアーやって下さい(懇願)。

 

 

 

 

 

 

 

No.28 ) The Stooges (1969) / The Stooges  

 

 

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一応『Fun House』より下位にランキングしてるけど、実際は同じくらい大好きなThe Stoogesの1stアルバム。内に秘める狂犬が目覚める前のIggy Popですが、地を這うように粘っこいボーカルの彼も堪らないですねぇ(というかコッチの方が好きかも)。聴き手を呪い殺さんばかりの怨念曲「We Will Fall」なんですけど、去年亡くなったロック・レジェンドの曲に同じようなやつなかったですかね?ずっとモヤモヤしてるんだけど……。

 

 

 

 

 

 

 

No.27 )The Rainbow Children (2001) / Prince

 

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当時流行のネオ・ソウルを基本としたジャジーでスムースなR&Bながらも、所々で抑えきれんばかりに飛び出してくるファンキーなギタープレイほか超絶演奏を子どものイタズラかの如く放り込んでくるPrince印な音の数々に悶絶必須(最高)。彼の音楽ってのはやっぱエンターテイメントやなぁと今作で改めて実感したり。というか、ハイレゾ&超高級ヘッドフォンとかで聴いたら感動が倍増しそうなんだよなぁコレ。普段、全然気にしない僕でも、今作の音の質感の良さは何となく分かる(何となく)。

個人的に80年代の傑作群と比肩する作品だと思ってるけど皆様はどうでしょうか?

只でさえ当時から音楽界のレジェンド的存在だったPrince、このアルバムをきっかけに(+この時期のライブで)完全にMusician's Musicianとして崇められ、さらなる地位を築いたとか。うむ。納得しかない。

 

 

 

 

 

 

 

No.26 ) VEGA INTL. Night School (2015) / Neon Indian

 

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今年Princeを聴いてから、彼以降に出てきたエレクトロ・ファンクは全て彼の子どもだと思うようになってきました(大袈裟)。そんなNeon Indianの今作もまたPrinceのDNAがこれでもかと刻み込まれた大文字のエレクトロ・ファンクなんだけど(というか彼自身生粋の殿下フリークで⬇︎

www.theguardian.com

追悼として「Pop Life」のカバーも披露してる)、80年代の殿下の代名詞でもあるチープなエレクトロ・サウンドを内包しつつも、遊び心のあるSEや虫が蠢くような(?)半ばグロテスクなシンセサウンドで、殿下とはまた一味異なる「毒気」が。人工甘味料的で不健康そうな(褒めてます)ヴェイパー・ウェイヴの感触の音色が時折聴こえてくるあたり、これは歴とした10年代の音でもあるんだなぁとも感じる。
調べてみたらNeon Indianは、Toro Y Moiのようなノスタルジーを刺激する「チルウェィヴ」でヒットしたアーティスト&パイオニア的存在らしいとのこと。ふむふむ。
特に今作のボートラ収録の「News From The Sun (Live Bootleg) 」にPrinceの姿を見た(聴いた)んだけど、このアルバムを何度も何度も聴くたびに、Princeの凄みというのは、彼の神がかり的なボーカルワークにあるんだなぁ…としみじみ。彼と同等の音楽的才能を持ってても、同時にその圧倒的な歌力を持っていないとダメなんだよ…。だから、真の意味でPrinceの後継者が出てくるのは本当に難しいなと思うなど。つか話が逸れてる←。

 

 

 

 

 

No.25 ) Lindstorm (2008) / Where You Go I Go Too

 

 

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そうえば僕のプログレ初体験は、このアルバムになるのかなぁ。

このアルバムに関しては前に書いたのでここでは割愛。

 

 

 

 

 

No.24 ) Doggystyle (1993) / Snoop Dogg

 

 

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僕が今まで聴いてきたSnoopおじさんのアルバムって、「そこそこ良いけど騒ぐ程度のモノでもないなぁ…」みたいな出来の作品が多かったんだけど、Classicと名高いこのアルバムは流石にそうはいきませんでした(汗)。 「Ain't Not Fun」を聴いた時は、「Number One」という名曲を生んでくれてありがとう…」と1人号泣。Dr.Dreの『The Chronic』と並ぶ傑作でありました。

 

 

 

 

 

 

 

No.23 ) Nightclubbing (1981) / Grace Jones

 

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ディスコ界のDavid Bowieこと(勝手に呼んでる)Grace Jonesさんの大傑作4thアルバム。その年のNME誌「Album of the Year」にも選ばれたとか。
初期はその伸びのあるソウルフルな歌声を活かした直球のディスコやってたけど、作品が進むにつれて実験度が増していき、今作ではディスコは勿論、ロック、ファンク、レゲエ、フレンチ……などなど様々な音楽が交錯した変化球の効いた楽曲群。曲者揃いのディスコ・クラシック(至福)。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.22 ) Like Water for Chocolate (2000) / Common

 

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今も昔も大体尺が長いヒップホップのアルバム(つか何で)。基本的に1時間を超えるアルバムって集中力が持続しないからあんまり好きじゃないけどコレは例外。この作品に関しては前に書いたのでここでは割愛します。

 

 

 

 

No.21 ) Hunky Dory (1971) / David Bowie

 

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悲惨なプライベートが影響し、全体的にダークなハードロック調の仕上がりになった前作『世界を売った男』から一転、息子ゾウイの誕生でこれ以上なく外向きにチアフルにポップに弾けた名曲揃いの名盤。「Eight Line Poem」から「Life On Mars?」の感動的な流れを聴くと、どんなに辛い朝を迎えても「おれ、今日一日も頑張るよ…ボウイありがとう…」と心の中で呟いてしまいます…(涙)。

 

 

 

 

 

 

No.20 ) Funhouse (1970) / The Stooges

 

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プログレッシブ・ロックはテクニック、パンクはアティチュード』
去年、ボウイを聴いてた時、グラム・ロックというジャンルがいまいち分からなくて、ネットでロックの歴史を調べてた時に何度も見かけたこの言葉。確かに演奏は勢いで押し切ってる箇所が多数かもしれませんが、Iggy Popの歌声は全くそういかず。''狂犬''のごとく響かせる衝動的で人外の生物にしか思えないシャウトも言わずもがな、渋く繊細に響かせる低音ヴォイスなど''人間''の方の歌力も尋常じゃない。これはテクニックどうこうで習得できる代物じゃないよなぁ。The White StripesのJack Whiteが今作をオールタイムベストと公言するのも納得のR&Rアルバム。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.19 ) Amor annee zero (1981) / Alain Chamfort

 

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Alain Chamfortの作品は4つくらい聴いてきたけど、断トツで良かったのがこの作品。リリース年は1980年で、正に俺得な年代。当然のように組み込まれた陽性なディスコ/ニューウェーヴ・サウンドとフレンチらしいお上品で所々に茶目っ気のあるメロディの合わせ技は当然嫌いになれるわけもなく(苦笑)。Paradisがカバーしたことでも有名(?)な「Paradis」(紛らわしい)は、このアルバムの中でも間違いなくハイライト。

 

 

 

 

 

 

 

No.18 ) Diamond Dogs (1974) / David Bowie 

 

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 ‪ボウイの全作品の中でも五本の指に入るくらい大好きなアルバム。George Orwelの近未来小説「1984」に影響された本作は、(原作の絶望的な雰囲気とは違い)もっと外向きでパワフルかつソウルフルなロックナンバーが目白押し。この作品を境にボウイの歌声は大きく変化し(Scott Walkerを真似したとも言われる)、シンガーとして大きな飛躍を迎えるわけだけど、それが後の『Station To Station』、ベルリン3部作の傑作群を下支えする。‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.17 ) Message Personal (1973) / Francoise Hardy

 

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Paradisが作成したプレイリストに収録され、このアルバムの一曲目を飾る「Premiere rencontre 」。Francoise Hardyの音楽との出会いはこの曲だったから思い出深いし、「あ、この人の音楽は全部聴こう」と思われせてくれるには十分すぎる素晴らしい1曲でした。このアルバム製作時のアルディは、1人の女性というよりも1児の母親だったんだよね。どこか達観とした雰囲気を醸しながらも、昔と変わらず親しみやすいポップなメロディを聴いてるとため息が出るくらい安心する。『La question』と並ぶ彼女の傑作。28分しかないのでサクッと聴けるのも魅力的。全然関係ないけど、このジャケを見るたびに「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」の恐ろしい顔面をした月を思い出す…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 No.16 ) Piñata (2014) / Freddie Gibbs & Madlib

 

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 旧譜の中で今年1番聴いたHIPHOPアルバムは間違いなくこれ。ほんと好き過ぎて…。Madlibの『Shades of Blue』で完全に彼の虜になり、その次に聴いたアルバムがコレでして、今思うと最高のMadlib入門ではないかと(我ながら)。

Madlibの気品を感じさせるJazzyでソウルフルかつ斬れ味鋭いビートだけでも心酔しっぱなしなのに、これに絡むFreddie Gibbsのマッチョでサグ感のあるラップがこれまた堪まらん(放心)。そして、Danny BrownにDomo GenesisにEarl SweatshirtにBJ the Chicago KidにMac Miller…といった具合で、客演陣の豪華さもこのアルバムに華を添えます。MadlibというHIPHOP界の重鎮だからこそ召喚できた新進気鋭のメンツ。これはアナログ欲しいな…。

 

 

 

 

 

 

No.15 ) Shades of Blue (2003) / Madlib

 

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朝ごはんを食べながら「めざましテレビ」を見ていた時であります。最寄りの博物館で国宝級の刀剣が展示されたそうですが、なんと10代〜30代の若い女性客で溢れかえっているとな。理由はというと、彼女達の殆どは、太刀や脇差しなどの刀剣を擬人化したゲーム「刀剣乱舞」のプレイヤーたちで、実際の刀をそのゲームに出てくるキャラ(刀剣剣士)と重ね合わせ、萌え萌えになるからだと。
朝から刺激の強すぎるもん見てしもうた…と少々不快になったものですが、HIPHOPと言う名のソリッドな「カッコよさ(顔面)」を携えながら、そこにJazzと言う名の「気品」も持ち合わせ、更に「インスト集」らしくクールなまでに寡黙!(おい)。もしこのアルバムが擬人化したら、もう男も女も超えた完全無欠のイケメンになりそう…とか豚みたいに鼻をフガフガさせ興奮しながらバスを待ってる自分(人のこと言えない)。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.14 )Twilight Zone (1977) / 吉田 美奈子

 

 

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「悲しきAndroid - Apartment」というアーティストをご存知だろうか?ここ数年、インターネットの奥地で盛り上がってる「Future Funk」と呼ばれる往年のディスコ・クラシックや日本の昭和歌謡といった楽曲をサンプルし、過剰にピッチアップ&フィルターをかけた亜種のダンスミュージック。その中では超有名なアーティストってのが彼ってわけ。そんな彼の『リスニング「94。20AM」in The Night's Dream Highway』という楽曲(長い)に吉田美奈子の『恋は流星』という楽曲がサンプルされてたことを知った。(この曲が好きで好きで……)
Apple Musicにもこの曲が収録されたアルバムがあって試しに聴いてみたんだけどこれがもう……。僕は、10月までApple Musicと契約してて、それ以降はプレイリスト/曲 が豊富なSpotifyに浮気しようと思ってるんだけど、もしそこに吉田美奈子のアルバムが置いてなかったらすぐ撤退するかも←。だから、2017年は吉田美奈子YEARにしようと思います。そして、共同プロデュースの山下達郎ってやっぱ凄い人なんだなぁって…(小並)。

 

 

 

 

 

 

 

No.13 ) Off The Wall (1979) / Micheal Jackson

 

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このアルバムを聴いてディスコに惹かれない人なんているわけないでしょ?(マウンティング)。そんな至極乱暴な事を言いたくなるくらい100点満点の完璧なポップ・アルバム。中学の時、部活の監督から『良い選手である前に良い人間であれ』なんて指導を受けたことがあるけど、そうそう、『Off The Wall』は『良いディスコである前に良いポップ・ミュージック』なんだよね、だから素晴らしいんだよね、って聴く度に思います。ああ監督に聴かせたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.12 ) Autobahn (1974) / Kraftwerk

 

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車校で高速道路を運転する講座があって、もしかすると「Autobahn」みたいに異世界にトリップできるのかもしれない!!!と初めは胸を高鳴らせましたもんですが、実際はと言うと、寝落ちしそうなくらい暇で暇でツマらなかったです(がーん)。
そんな事はさて置き、このアルバムが優れてるのは、ただ宇宙に「放られっぱなし」ではなくて(それもそれで楽しそうだけども。音楽鑑賞の範疇では。)、最後にちゃんと地球に帰して下さることだと思う。

 

 

 

 

 

 No.11 ) Scott 2 (1968) / Scott Walker  

 

 

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 サイン・マガジンで田中宗一郎さんが、''The Last Shadow Puppetsの新作からロック&現ポップミュージックを分析した記事''を書かれてまして↓

 

thesignmagazine.com

記事中で紹介されてた今作一曲目を飾る「Jackie」が紹介されてて、それがものすごくカッコよかったからアルバムも聴いてみることに。
ロックなダイナミズム、クラシックな気品、ミュージカルの様なドラマチックな展開、そして何と言ってもWalkerさんの「ソウルフル」なんて言葉じゃ足りないくらいの規格外な歌力…。ボウイは自身の作品『Young American』を自虐の意味を交えて「プラスティック・ソウル」と呼んだけども、Walkerさんがボウイみたく本気でソウルやったらと思うと(以下省略)
フォロワさんから名盤と名高い次作『Scott 3』も聴くようにお勧めされたのですが、『Scott 2』に夢中になりすぎて聴けなかったので今年リベンジする予定〜。

 

 

 

 

 

 

No.10 ) Blue (1971) / Joni Mitchell

 

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‪他にも『Court & Spark』『The Hissing of Summer Lawns』といった名盤と言われる彼女の作品を幾つか聴いてみたけど、結局どれもこのアルバムを超えてくるものはなかった。というかもう、『Blue』以外のJoni Mitchellの音楽を受け付けない耳になってしまって(悲)。何度も挑戦してみたけど結果は同じだった。でも、去年、Twitterのフォロワーさんからアルバム『逃避行』からの「Hejira」という曲を紹介されて聴いてみたんだけど、「All I Want」を初めて聴いた時と同じくらい感動があってですね、今年はこのアルバムを聴いてみようと思います。今度はこのアルバムしか受け付けない…とかなるのはホント勘弁。自分の中では、フォークという音楽の見方が変わった‬大傑作です。

 

 

 

 

 

No.9 ) Low (1977) / David Bowie

 

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難解難解と言われてるけど、多分それは、途中までは''普通のロックアルバム''で、中盤から急に強烈過ぎるアンビエント曲が展開されるから、だと思ってる。急に(強調)。ボウイにしか分からない俗にいう''ボウイ語''(←めっちゃ怖い)が炸裂する「Warszawa」の不気味さ、聴き終えた時、生気を抜き取られたかのように呆然としてしまう「Subterraneans」の余韻たるや。経済も停滞し人権もクソもなかった当時社会主義ポーランドや、例の壁によって国が分断されてたベルリンといったヨーロッパの「閉ざされた国々」を旅し、そこで抱いた印象を表現した曲たちは、痛々しいほどに負の感情に満ち溢れながらも、同時にボウイがそこに希望を照らすかのように荘厳かつ神聖なサウンド(独特なアルバムの展開も相まって、最初はただただ不気味にしか聴こえなかったけど)。憎いのは、前半の歌モノがアルバムタイトルとは真逆の「High」なこと(苦笑)。グロテスクなくらいギラギラに光沢したエレクトロ要素を大胆に取り入れたボウイの新たなロックサウンドは、最初こそ面喰らいましたが、最高に刺激的で、実際ライブでもドッカンドッカン盛り上がる曲ばかり。だからこそ、後半との落差が余計酷くなるわけだけど、たったの39分(!!!!)の中で大きく捻れるように変化し、全く別の世界同士が無理くり1つに結合されたからこそ生まれた絶対的なオリジナリティ。勿論、曲もさることながら、このアルバムの構造自体が何よりも最大の魅力。今だ聴いてるし、『Low』地獄からなかなか抜け出せない…。

 

 

 

 

 

 

No.8 ) Purple Rain (1984) / Prince And The Revolution

 

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僕の中では、‪『Parade』、『Lovesexy』、‬そして『Purple Rain』の位置付けは殆ど変わらないんだけど…。あ、『Sign 'O' the Times』は例外です。2枚組だから(笑)。
Princeが亡くなる前日に、あまりにも衝撃的なスーパーボウル2007のハーフタイムショーを見ただけに、翌日のことは結構辛かったなぁ…。今でもラストの「Purple Rain」を聴く度に白いスクリーンに映った彼の大きなシルエットを思い出す。もう説明不要の名盤なのでここらで終わり(雑)。

 

 

 

 

 

 

 

No.7 ) The Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders From Mars (1972) / David Bowie

 

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当時、『Station To Station』、『Low』、『Heroes』といった実験色の強い前衛的なボウイの音楽に酔いしれてく中で、久々にこのアルバムを聴くと、何だかすごく物足りなく感じた記憶がある。確かにそんなに尖った作品ではないし、ボウイの声だって、バリトン・ボイス以前のもの(ぶっちゃけこの頃はそこまで歌が上手くない)。サウンドだって耳当たりの良いアコースティック・ギターが混じり合うハードでもパンクでもない如何にもグラムロックらしい(?)特に大きな特徴もないロック・サウンド。でも、彼の作品を全て聴いた今だからこそ、このアルバムの良さが身に染みて分かる。音は古びれる事はあってもメロディにそれはないんだよ。人並みだけど、「Starman」は、やっぱり大名曲だ…(号泣)。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.6 ) Lovesexy (1988) / Prince

 

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歌詞を読んだり、彼に関する書籍を色々読んで知ったんだけど、Princeって意外に社会的/政治的なメッセージが強い曲が多いのよね。「Sign 'O' the Times」の歌詞を爆音映画祭で初めて知った時は、そりゃもうビックリした。確かによく聴いてみるとどこか不穏な…(遅)
話がズレまして今作『Lovesexy』ですが、そんな聴き手に問い掛けるような鋭い歌詞なんて絶対皆無でしょ?と思わざるを得ないくらい(いや、本当はエグいこと歌ってる可能性も大いにあるけど)、飛び切り開放的でお祭りの如く賑やかな祝福ムード。というか心配になるくらいにポジティブ。まあ、ただ単にジャケに引っ張られてるだけかもしれないんですが(笑)。コレと対の形を取るという『The Black Album』って一体どんだけ闇に堕ちてるんだよ!と色々妄想するのも飽きたので、今年こそはAmazonで買わねばと思っている(在庫が無くなる前に…)。あと、「When 2 R In Love」は、Princeの数ある名バラードの中で1番好きです。サビ後半の「Nothing's forbidden and nothing's taboo〜♪」の下りが泣ける…。

 

 

 

 

 

 

 

No.5 ) Ces gens-là (1966) / Jacques Brel

 

 

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時にはスープを畷る音を、時には老婆の手の震えを、時には歯を剥き出して馬になりきり、自身の容姿への自虐を……。
彼の綴る歌詞は物語性が高く、しかも、とてもユーモアに富んでるらしくて(詳しくは知らない)、ライブ映像を見ても観客が聴きながら笑ってる時もある。すごく楽しそう。残念なことに、彼の音楽を和訳してくれるサイトは少なく、僕も一部の楽曲しか分からない。分かったらもっと楽しいだろうな〜とは思いはするけど、別にそんなの理解出来ずとも彼の粒子レベルで変化する微細かつ大胆な表現力には何度聴いても驚愕する。そして、それと1mm違わず共鳴するオーケストラの圧倒的な演奏。もう何もかもが凄すぎて何度聴いても慣れない。


声とは。歌とは。表現とは。


人類の祖先がたった1人のアフリカ人女性にあったように、今の音楽の先祖はJacques Brelじゃないのかって…。
いや寝言は寝て言えとか突っ込まれそうですけど(笑)、そう思ってしまうくらいに全てが卓越しててですね…。そして、こういう偉大な魂が、Scott WalkerやDavid Bowieといった多くの音楽家に受け継がれていくわけです(感涙)。彼らによるブレルのカバーは本当に素敵なものばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.4 ) Station To Station (1976) / David Bowie

 

 

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ドラッグに溺れるわ、黒魔術に嵌るわ、身体がガリガリに痩せ細るわ、キャリア史上最もコンディションが最悪だった中、奇跡のように生まれ落ちたのがこのアルバム。
ジャケも映画『地球に落ちてきた男』の1シーンという雑さだし、そして何より、本人がこの作品を作ったことすら覚えていないというエピソードが最高に面白い。
でも、そういう「無意識下」で作られたってのも恐らく重要なポイントで、もしシラフの状態で製作に臨んでたら、ソウルやファンクといったアメリカンなエッセンスやKraftwerkに影響を受けたエレクトロ・ミュージックがここまで見事に溶け合ったサウンドにはならなかった気がする。「Golden Years」みたいに完全に『Young Americans』な曲が入ってるのも、ボウイの「切り捨てたいのに中々そうできない」みたいな、アメリカの呪縛(未練?)を感じられて、そこもカオスで好きです。ボウイの全作品の中でも最も多彩なジャンル/音楽が混じり合った大傑作。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.3 ) La question (1971) / Francoise Hardy

 

 

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まだ彼女のディスコグラフィの3分の1くらいしか聴いてない分際でこんな事言うのもアレだけど、アルディの全アルバムの中で、この『La question』は間違いなく頂点に立つ出来だと僕は確信してる(真顔)。
‪同じアイドル枠でも、‬悪魔っぽい色気と露骨なくらいフェミニンな香りがプンプンする‪Jane Birkinや‬Brigitte Bardotと比べて初期のアルディはその中でもちょっと異色だったように思う。どこかメランコリックで大人びていた彼女の歌声は、太陽の匂いがするような、いかにも健康的で明るいフォーク調の音楽とは何処か違和感があったんだけど(僕が彼女の作品を遡るように聴いたからかもしれない。あと単純に歌が下手クソだったというのもある 笑)、そんなアイドル期の音楽から卒業し、ピアノやストリングスといったクラシック的な要素を取り込んでいった彼女の音楽は、やっと居場所を見つけたと言わんばかりに、それらと頗る相性が良かった。そんな方向性の音楽と彼女の個性が噛み合い出し、遂に極まったのが今作(と僕は思っている)。‪見てご覧なさい、この自分以外の全てを嘲笑うかのような挑発的な顔をしたモノクロジャケット。なんて生意気な…(笑)。実際そこには、少し前までのいなたい女の子の姿は何処にもなく、「高嶺の花」という言葉が頭に浮かぶくらい知的で高貴な大人の女…。そして何より異様に性的(ここ大事)。 当時付き合ってた男と何かあったんじゃないか…と考えてしまう程に(余計なお世話)。‬そして、この曲の半分以上を手掛けているブラジル人アーティストTucaによる、時にガラス細工のように繊細に、時に乱暴なまでに攻撃的な‪アコースティックギターとストリングスによる華麗かつ緊張感のある演奏の凄みたるや。そして、それすらも完璧に支配下に置く圧倒的なアルディの歌声は、『Heroes』のボウイを思い出したり。‬
初めて聴いた時、あまりの衝撃で反射的にネットで調べたものの、このアルバムに関する情報や意見がとにかく少なくて口あんぐり。調べていくと、本国フランスではそれほど話題にならなかったらしいけど、日本では高く評価された不思議な作品だとか。そうそう、こういう発見ができるから面白いんだよ。ネットで調べても人に聞いても出てこないような傑作。Twitterで1人騒いでも誰からも分かってもらえない孤独感…という名の高揚(変態)。あ、でもこのアルバムを知ってる方は1人だけフォロワさんにいらっしゃって、喜びを共有できた時は本当に嬉しかったです。LPはもうじき届くかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.2 ) Parade (1986) / Prince And The Revolution

 

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音も曲も歌声もアルバムの流れも、何もかもが奇妙。そして、不意打ちの連続。
絶対に組み合わさる事のないと確信するレベルで、形も大きさも何もかもてんでバラバラなパズルのピース(曲)たちが、最終的に何故こうも綺麗にハマってしまうもんなのか。何回聴いてもほんと不思議で不思議で…。
これは計算なのか偶然の産物なのかが気になるけど、この頃のPrinceの事だから、当然のように前者に当てはまる思いますが、ここまでくると恐怖の領域。「天才」という形容でさえ物足りません(怖)。
本人はこのアルバムを「Kiss」以外気に入ってなく、駄作と判断してるんだけど、TwitterでフォロワーさんがPrinceが『Parade』を失敗作と評した件について

①想像よりセールスが悪かったこと
②映画の酷評
③Wendy&Lisaとの関係悪化

以上の理由でヘソを曲げて、あんな発言をしたけど、相当の自信作だったのでは…と分析されててナルホド!と思うなど。まあ、たとえPrinceが本当にこのアルバムの事が本当に嫌いでも、David Bowieの大傑作『Station To Station』が本人が作った事を何にも覚えてないように、「天才たちの七不思議」みたいで、それはそれで面白いよね(笑)。
何と言ってもこのアルバム最大の曲者が12曲目「Sometimes It Snows In April」。D'Angeloが途中で涙を流した「The Late Show」のパフォーマンスを思い出してしまうから、聴く度にちょっと心が痛くなるんだけど…。にしても、これズルいよね。あんなヘンテコリンな曲が11曲続いて最後がこんな''至極真っ当''な曲ですよ。完全に泣かせにきてるし(まあ元はと言えばこれ映画のサントラだった…と今思い出す)、こういう意図的な持ってき方は好きではないけど、あまりに美し過ぎて、完璧で、ぐうの音も出ないから歯痒い。だから、この一曲だけは、それまでのようなパズルのピースではなくて、その完成した絵の額縁みたいに思ってる。なんか、そう思うとますます完璧なアルバムに思えてきて……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.1 ) Heroes (1977) / David Bowie

 

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ボウイの全作品をランキングしていくと、2位以下はその日によって変動しそうだけど、1位のコレだけは何があっても変わらない(断定)。
M1「Beauty And The Beast」〜M5「Black Out」までの「歌モノ」の流れは、死ぬまでに1度は経験するべき事象として憲法に制定したいくらい完璧です(笑)。極まってる。この頃のボウイには何を書かせても名曲が生まれたんだろうなぁ。
そしてアルバム後半。『Low』同じく、ここのインスト群も基本はかなり暗い(どんより)。冷戦で荒廃したベルリンで自身が体験した風景や空間をイメージして作ったという「Sense Of Doubt」他数曲は、まるで冷戦で傷ついた人々の怨念を体現せんばかりの無機質かつ冷徹なサウンド。息がつまる程の密閉感、皮肉、絶望……。それと同時に美しいアンビエントナンバーではあるものの、とてもじゃないけどポジティブな気分にはなれない。(「Moss Garden」という例外もあるが。)
そして、それまでの陰鬱な空気をぶっ壊さんばかりの最終曲「The Secret Life Of Arabia」。何よりもこのテンションの上がりようですよ…。次作『Lodger』にも続くエキゾチックな香りのする肉感的で独特のダンスビートと、聴く者を高ぶらせるように力強く鳴るハンドクラップとピアノの豊かな旋律。そして、いつもに増して妖艶に響くボウイの歌声…。それまでの流れが流れなだけに、僕にとってはそれはもう、枯れ切った砂漠に突如現れたオアシスのように、長い長い闇から抜け出し見た希望の光のように映ってですね…もう涙流しながら踊り躍ねちゃいたい衝動に襲われます(←大袈裟)。というかもう、『Heroes』のハイライトはこの曲にあると思う。決してタイトル曲ではない。最後にドンデン返しが待ち構える映画を観ているかのように、痛快で、享楽的で、感動的。全部掻っ攫っていく。

僕にとって、この一曲の存在が、『Low』と『Heroes』の決定的な違いなんだよなぁ。ある種、聴き手を放置&問い掛けるような形でミステリアスに締め括る前者と、それを自らの手で豪快に解決し、その多幸感を共有せんばかりの後者。姉妹作と言うだけあってアルバム全体の大まかな構造は似てるけど、ここだけにフォーカスすると全くの別物。アルバムの締め曲ってすごく大事な存在だし。このアルバムは、もし「Neukoln」で終わっていたら『Low』と同じなんです。「The Secret Life Of Arabia」で締めるから『Heroes』なんです。日本語が色々と可笑しいところがありますが()、伝えたいのはこういうこと(伝われ)。
まるで『起承転結』のように展開するこのアルバムが堂々の2016年 年間旧譜ベスト1位であり、David Bowieの全作品の中の頂点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ああああ終わった。やっと、去年聴いた作品たちを成仏できた。満足満足。

 

 

この記事一つを書くために、実は、去年の10月の暮れからそれまでの旧譜を聴き返してたんだよね。それを今の今までですよ。本当に長かった。お陰様で新譜を追うことが全然出来なくなり(悲)、去年の12月くらいから今までは指で数える程度しか新しいアルバムは聴き込めてない気がする。まあでも、別に今の旧譜中心の生活も全然悪くないんだけどね。普通に楽しいし。


というか、毎週のようにドバドバ出てくる新譜情報を追うのがバカみたいになってきたというのもある。凄い作品が出る度にTLに絶賛の嵐〜〜と思ったら来週も〜そのまた来週も〜〜といった具合でさ。初めこそ置いてけぼりにならぬよう、頑張って聴いていたけど、無意味に疲れるし、全然聴き込めないんだよな。酷い時には同調圧力に感じる時もあったし……というのは、実は去年上半期までの話なんですけどね。流石にもう慣れました(笑)。ストリーミングとの付き合い方も自分なりには見つけれた気がする。一つ大事だと感じたことは、メモですね。僕のマイミュージックには34GB分の音楽が保存されてるわけですが(大量)、自分でも把握してない音楽が約2割ほどあります(苦笑)。条件反射的にDLすることもしばしばなので…。だから、そんな情報の渦に少しでも飲み込まれないように(まあ既に膝辺りまでは飲み込まれてますが←)、DLしたものは逐一メモするようにしてる。調子がいいときは数行感想を書いたりして。そうしないと確実に忘れちゃうしね。何が良かったのか悪かったのか。まあ、感想といっても大したことは書いてないんだけども、 それでもアウトプットすることがストリーミングと付き合う一つの良い方法だとは思う。そういう意味ではこういう記事を作ることもすごく大切だな〜と。

 

あと、この記事には載せてなかったけどMiles Davisの『In a Silent Way』をランキングに入れるのを2日前に思い出して、やっちまった〜〜……と思ったけど、 実際、この作品を納得のいくまで聴きこめた気がまだしないし(結構聴いたんだけどな…)、今年彼の『On the Corner』だけは聴きたいと思ってるから、その時また一緒に聴けばいいかな。

 

3位〜1位のアルバムを見てお気づきの方もいるかもしれませんが、全部モノクロジャケットなんだよね(驚)。勿論、狙ったわけではありません。


にしてもBowie『Heroes』とPrince『Parade』の1位の座は最後まで悩んだ…。
記事冒頭に書いた通り、去年はDavid BowieとPrinceのアルバムを中心に聴いてきたのですが、まずPrinceに至っては、

(1)ストリーミングで配信されてない(一部除く)
(2)廃盤および高額の作品が多数

以上の理由で、まだ彼の全作品の2/3程度しか聴けてないという(笑)。
そして、これは両者に当たることだけど、彼らの低迷期の作品をあまり聴き込むことが出来なかった。Bowieでいう80s〜90s、Princeでいう90sかな。というよりも、彼らの絶頂期の作品群が、あまりにも凄過ぎて、そっちにばかり集中する余り時間を割けなかった、というのが本音。Princeの『Parade』やBowieの『Low』は今でも絶賛聴いているし、それてもまだまだ全然聴き足りない。
まあ要するに、たった1年そこらで両雄の作品を全部聴くなんて初めから無理だったということです(苦笑)。だから今年は、聴き込めなかった低迷期の作品およびライブ盤を主に聴いていきたい。何だかんだ、あと2年くらいはかかりそうな気がするなぁ…。


そして、3位のFrancoise Hardy『La question』は、本当に本当に予想だにしなかった大傑作でして。一応、フランス音楽の名盤というのはネットで調べて、大体頭の中には入ってはいるんだけど、このアルバムの事は何処にも書いてなかったぞ…。実際、調べてみても、本国フランスよりも日本で人気…とか書いてあって、いやいやフランス人の耳どうなってんのよ?イかれてるの?と1人で突っ込んでました←。僕は今絶賛現在フレンチ・ブームなんですけどね、これがかの渋谷系みたいに「ファッション」なのかどうかは自分でもまだ分からない。まあ飽きたら飽きたで自分の熱意はそれまでだったという話なんですけど。まあ、その辺のことは自分でも自分が楽しみ。今年の終わりにはフレンチ→ラテンに変わってたりしたら…(笑)


そして、アルディの音楽にすんなり入っていけたのも、Joni Mitchellの『Blue』のおかげ。このアルバムのおかげでフォーク・ミュージックに対する見方が180度変わったと思う…

 

と、こんな事、1から全部書いてたら終わらないな…。ここら辺で切り上げなければ。 僕の中では、このランキングを作り終えた達成感がすごくて、早くアップしたくてしたくて堪らんのです!←

 


全然締まりのないラストですが、これにて終了。

 

皆様、今年もよろしくお願いします!!!🔥